子どもたちからの贈り物 (クリスマス編)
何に支えられて、子どもは、
その小さな体、小さな手、小さな足で、
私などが持ったこともない重荷を
だまって受けとめているのか。
なぜその荷を背負って、
そんなにも穏やかに笑えるのか。
子どもが、あることを成し遂げようと思うとき、
その子の小さな思いの背中を
押してあげるものは何だろう。
その一つ一つの物語に出会ってみたいと思う。
そこに、どんな出会いがあり、
どんな絆がみえるだろう。
「できたこと」に焦点をあてるのでなく、
「結果」で評価するのではなく、
その過程、子どもの思い、
子どもの動機に一番の関心を持ち、大事にしたい。
子どもが揺れながらも変わらない動機を聞き、
それを目指した思いを大切にするには、
どうしたらいいのだろう。
この子に一番いい教育をなどと考えるのではなく、
子どものいつも今の気持ちに
寄り添うまなざしを持ちたい。
子どもが自分の目で見ること。
自分の耳で聞くこと。
自分自身で感じること。
その一つ一つの「自分で!」をじゃませず、
指示せず、支配せず。
その出会いの中から、何より、
子どもが自分で夢見る動機を
大事にできる人になりたかったのだけど。
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