一人ディズニー見聞録

ディズニーを切り口に世の中の出来事を紹介しています。ディズニーソングのコンサートレポートも書いています。

一人ディズニー漫遊記 3 レジャーシートは繋がりを生む

2023-06-12 13:59:46 | パーク



〈普段私が使っている100均のレジャーシート(2代目)〉

先日、東京ディズニーランドに行きパレードを観るためにレジャーシートを広げて座っていました。現在、ランドの昼のパレードを最前列で観るには、始まる3時間前に場所取りをしなければ観られないため、私は3時間以上前から場所取りをしていました。

パレード待ちから30分後、私の隣の空いていたスペースにお母さん、娘さん、孫娘さんの3人家族が来て観賞場所を確保していました。

3人で座るには少し狭そうだったため、私は広げていたレジャーシートを狭めて、家族の座るスペースを作りました。娘さんとお母さんから「ありがとうございます」と感謝を述べられた私は。「今日は良いことしたな」、と満足感に浸ろうとしました、

しかし、お母さんが地べたに座っている姿が目に入りました。色んな人の足跡が付いている地面に直接座らせてしまっているのが申し訳なく感じ、とっさに「良かったら、このシートに座ってください」と言って、シートを広げました。

お母さんは、「すいません、ありがとうございます」と言って遠慮しながら座ってくれました。その後すぐに娘さんと孫娘さんが遊びに行くためその場を離れると、当然ながらそこには私とお母さんだけになりました。

するとお母さんが「今日は暑いですね~」と話しかけてきたため、「そうですよね!朝は雨予報だったのにめちゃくちゃ晴れてますね」と返しました。

この会話をきっかけにお母さんとの会話は、とても弾みました。天気のことを始め、「どこから来たのか?」「今日はパークですどんなことをしたのか?」ということから、家族や仕事のことなど様々な話をしました(ついでに、自分が持っていた雨傘を日傘代わりにした)。

話し続けていると娘さんたちが戻ってきて、さらに話が弾みました。その時ふと周りを見ると、多くの人が座っており、気がつくとパレードが始まる15分前になっていました。

その日初めて会ったゲストにレジャーシートを貸しただけで、3時間の待ち時間があっという間に過ぎて行ったことに驚きました。また、シートを貸したことでゲストとの繋がりが生まれたことに感動を覚えました。

パレードを待っている際に使うレジャーシートは、初めて会ったゲストを繋ぐ魔法のアイテムかもしれません。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿