ローマ教皇が来日され、スピーチの全文を読みました。
私はカソリック信者ではありませんが
アッシジの聖フランシスコの平和を求める祈りを伝えるローマ教皇の思いは、
どの時代にも受け継がれてゆく祈りなのだと思います。
迷うことなく、素直に受け止められる自分がいます。
だから、信者でなくとも自分なりに祈ることは出来ると思っています。
アッシジの聖フランチェスコ聖堂に行ったことがありますが
アッシジは大変美しい街ですから、その地にいるだけで清々しい気持ちになったものです。
その聖人フランチェスコの半生を描いた映画を観たことがあります。
彼は裕福な商人の一人息子で、何不自由ない生活を送っていたのですが
戦いに参戦しそこで生死を彷徨うような重病に陥ってしまったのです。
しかし、奇跡的な回復を遂げることできそこで信仰心に目覚め、
富も財産も放棄し修道の道へと歩み始めた
そんな内容だったと記憶しています。
見たのは十数年前のことですから 記憶が薄れております
彼の精神が今もなお連綿たる伝説として繋がっているのは
誰もが求める平和への思いが、時代を越えて未来永劫
人類の悲願だからではないかと思っています。
私もまた、核の無い、戦争の無い、平和な世の中を心から望みます。