hidekoの戯言

豊かな人生を求めて

出来ることがあったはず・・

2014年04月19日 | 秀子のたわごと

珍島沖で起きた事故で、船長や操舵に係わっていた航海士たちは、

どうして何の措置も取らずに脱出という行為を取ったのでしょうか。

咄嗟の判断で船から離れた瞬間、そして自分は助かったという現実を知った時、どれほどの後悔を感じたことかと思います。

取り返しのつかないことをしてしまったという事に気付いた時はすでに時遅しです。

その後にどんな試練が待ち受けているのか、想像することも出来なかったのでしょうか。

400名以上の乗客の救出を行わなかった罪は重すぎます。


海を知りつくしている人ならば、それを生業としている人たちならば、あの海のことを誰よりも知っているはずです。

助かったと知った時、捜索隊と一緒に現場に戻り、一緒に救助活動をして欲しかった。

船内を誰よりも知り尽くしている航海士たちが、率先して行動して下さればと強く思っていました。

でもどなたもそんな行動を取ることも無く逮捕などという流れで終わってしまうなんて・・


短時間であったとしても、転覆するまでの間 救命ボートを使うとか・・出来る事は幾つもあったはずなのに・・。

横転した際、意識を失ったかたもいらしたでしょう。

動くなと言う指示に従ってじっとしたかたも多数いらしたことでしょう。

迅速な誘導措置が取られていたら、多くの方の命が守られたはずです。

岸壁でじっと推移を見守ることしかできないご家族の気持ちを思うと 胸が痛く言葉もありません。

乗客全員の安否が確認できるまで祈る思いで見守り続けていたいと思います。
コメント
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