若葉マークと星のこども

自閉っ子といっしょに~ゆるい感じで日々構造化~

発達障害 歌で伝えるメッセージ

2009-05-14 14:31:10 | ニュース・テレビ
今日、NHKの福祉ネットワークでシンガソングライターうすいまさとさんが
紹介されるそうです。

発達障害のお子さんのパパでもあるうすいさんの歌う『脳の歌』

とても興味があります。どんな歌なんだろ~~。

今晩20時からです。
興味のある方はぜひご覧下さい。

自閉症の特性理解と支援~TEACCHの視点から~その1

2009-05-14 13:31:04 | 勉強会・講演会
先週の土曜日、佐々木正美先生の講演会に参加してきました。
去年はパパが出張で涙を飲んだ経験のある私。
今年もばっちり休日出勤日とブッキングでしたが
二年連続であきらめるのは悔しすぎる!
ということで、ミニはレスパイトへお願いし、意気揚々と行ってきました。

良かった。
本当に、良いお話でした。

佐々木先生のご本やぶどうの木さんでのコラムを読んで
知識としてはわかっているつもりの「自閉症児の困り感」
でも実感として寄り添えていない自分に気づかされます。

予期せぬことが起きた時、どんなに本人が疲れるのか。
決め事(常同行動)をしている時は、楽しいわけではなく、むしろそうせずにはいられないほどの不安にかられていること。
治そうとするのではなく、持ち味が発揮できるようサポートすべき。

いちいち身につまされます。

でも、先生のお話を聞いていると
日常生活で子どもと関わる際「困っていること」の解決への道が
頭の中でさーっと開けていく。
「最近、ミニっておしゃべりが止められないかんじだよね~、困ったな~」で完結していた思考が
「喋った言葉は消えてしまうから、不安で喋り続けるのかもしれない。だったら、紙に書いて固定してしまえば、目で確かめられて安心するのかな?」と発展していく。
なるほど、日ごろの私の思考は振り返りが甘いのか、と腑に落ちたり。

実際の高機能の当事者の方の事例をいくつも説明され、
自閉症児(者)の困り感が、本当にひしひしと身にしみました。

「紙に書いた情報が彼らにとって、どんなに大切なのか」という事例が
個人的にとってもずしんと響いた。
ミニの障害特性がそうだから。
でも、ミニは会話である程度意思の疎通がはかれるので
ついついそちらへ流れがちの私。
自分が楽な方へ行っちゃってるよね。
紙に書くのなんて、そんな大変なことじゃない。
お金も手間もかからないし、簡単なことじゃん。

すっごく、反省しました。

朝、目が覚めると、まず指先で宙に文字を書くミニ。
何やってんのかな~、と眺めていたけど
本人なりに、安心を得るためにやってるんだよね。

ミニにとって、「書いた文字」(視覚情報)は本当に大事。

ミニは、そういう子なんだ。

忘れることがたやすい「定型脳」の私が、この日の気持ちを忘れない為には
どうしたらいいんだろう。
そんなことを考えました。



何だか長くなってしまいそうなので、分けますね。