アテ ア~マニャン

日々の事をさらっと書き連ねています。

アルツハイマー

2009年11月14日 | 日記
地元の基幹病院で半年に一度アルツハイマーについての講演会がある。
とても勉強になるので可能な限り出席している。

毎回、研究の最前線を教えてくれる。
医学の進歩、新薬の進歩に希望の光を見ることができ、安心する。

今回、一番心に残った事は「薬局は1カ所にする」ということだ。
ついつい、診療を受けた医院毎の近くの薬局で処方して貰う。
しかし、一カ所の薬局で自分の薬を一括管理してもらえば飲み合わせによる副作用の増幅や同じ作用の薬の重複など、薬のトラブルを防ぐ事が出来る。薬の飲み合わせが悪い時などは、薬剤師から医師に連絡するそうである。
ホームドクターならぬホーム薬剤師だ。
どこの薬剤師さんが相性がいいかと考えてみなければなるまい。

アルツハイマーだ。
毎回、「早期発見、早期治療が大切だ」と教わっている。
確かにそのとおりだと思う。
両親が70代、60代なのでこの夏、脳ドックを受けてもらった。
結果、両親とも「全く異常はない。完璧な素晴らしい脳みそだ」と褒めてもらった。
両親は「どうだ」と大得意、私も安心した次第である。

若年性もあるが、高齢になればなる程、発症率は高くなる。
費用はかかるが、是非、脳ドックを受けて安心して頂きたい。
病気でなければ安心だし、発症していたとしても、早期であれば治療効果は抜群だ。
病気の進行を遅らせている間にどんどん新薬が開発され、認可される。

家族や周りの介護、対応の仕方も変化、進化している。
「物盗られ妄想」に対して以前は『「まあまあ、では一緒に探しましょう」と言って、患者自らが財布などを発見するように誘導するのが良いでしょう』と教わってきた。
今回は『血の繋がりが重要。お嫁さんが一緒に探すよりも息子さんが「お袋、あったよ」と差し出すのが良いでしょう。それと「物盗られ妄想」がでたら、そろそろ家族だけで抱え込まず、デイケアなどを利用する時期に来たことの目安としてください』という説明だ。
個人、個人によって対応の仕方が異なるから一概には言えないだろうが、選択肢の一つとして覚えておきたい。

今日はちょっと真面目な話題。





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1 コメント

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興味深い話です。 (岩ぼん)
2009-11-23 00:11:51
とても興味深い話です。
私もそういった講演会を聞きにいきたくなりました。
地元の情報集めてみます。
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