まじめに遊ぼう! 「旅と人と器と」

旅行記と陶芸だけだったのが、

手芸や籐工芸や多肉ちゃん

そして孫話まで・・・広がりすぎ~!

ボン・ジュール5

2017-07-27 |     東フランス

ストラスブールへ向かう車内でK氏は言った

「みなさん日本語が明日から喋れない、そんなことが起きたらどうしますか?

ストラスブールはそれが現実に起こった街です

私は学生の時に、ドーテの『最後の授業』を読み考えさせられました」

 

アルザス地方は、17世紀にフランスの王政下におかれたが、普仏戦争でドイツ領となり

第一次世界大戦でフランスに戻り、第二次世界大戦ではナチス・ドイツに占領され

戦後再びフランス、という具合に、仏独の間で幾度も揺れ動いている

 

ストラスブールは ドイツ国境近くの街だ

 

全員で市内観光

 

グーテンベルグ広場で

 

「この銅像は誰だかわかりますか?偉大なる発明をした方ですよ~」

ヨハネス・グーテンベルグ氏

ドイツ生まれで、1434年にストラスブールへ移住

ルネサンス3大発明のひとつ、活版印刷を発明、実用化した

 

「本当にすごいですよね~~」

 「新・旧約聖書を初めて印刷したのも彼なんです!すごいでしょ!」

 「本当にすごいでしょ!」

H氏 熱い・・・熱すぎる!

なのに 

「すごいのは 分かるけど 「どんだけ好きなんだか、活版印刷~~」冷ややかな感想

 

ノートルダム大聖堂へ

1015年から建設が始められ、現在の形になったのは1439年

 

 

ライン川の支流の、イル川に囲まれた部分がストラスブールの旧市街 

 

プティットフランス地区 

 

 

木組みの家が、かわいい!ドイツみたい・・・って行った事ないけど

 

 

ちょっと  分かりにくいけど

2階の方が1階よりも広い

昔、1階の面積で税金が決まっていたからだとか

 

「今、すられそうになったの~!!」と一人参加の女性Sさん

へっ 

 

スリ未遂事件勃発

 

斜め掛けバッグだかウェストポーチに、スリが手を入れようとしていたその時

背後から見ていたご夫婦参加の奥様が

「何してるの」バチっ 

「手を叩いちゃったわよ~~」

それまで本人はまったく気づかず・・・

 

「やっぱり人出が多い場所は、気を付けなくちゃね~~」

みなで再確認

ってことでリュックは前に

 

 

大聖堂まで戻り、ここで解散

後は終日自由行動になる

 

翌日にはオプションで

①「ドイツ黒い森地方めぐりとご昼食」15,000円

②イル川クルーズと老舗レストランでのご夕食」11,000円

が あったが

「今回は2人なんだから、申し込まずに2人でプラッとするよ!ケチっているわけじゃな~い」

 

 

H氏と観光案内所へ行き「ストラスブール・パス」を購入、明日のイル川の遊覧船の予約までしてもらう

さあここで解散。H氏とも明後日の朝までさよなら~~

 

ここで、先ほどのスリ未遂のSさんが

「夕食はオプション②を申し込んでいるので、明日ご一緒させてもらえますか?」

「ただ私達もしたい事があるんだけど、それでいいなら

「では昼食食べるまでご一緒させてください」

 

「いいよ~ いいよ~」

 

 

 

さて、ここで話は旅行前の日本に戻る・・・

 

私達の旅行の話を聞き、陶芸メンバーOさんが

「ストラスブールに私の姪が住んでいるからお会いになったら?」

 

「その場で姪御さんと私をLINEで繋いでくれたのよ~

「ホテル到着時間とか、細かい事は、移動中に追々LINEで連絡するからね」

その日陶芸に行かなかった私に、 I は興奮気味に言った

 

「んじゃ夕飯もご一緒できるといいね」

やった~ 多少の不安はあったが、これで鬼に金棒、百人力だ!

 

その姪御さんとホテルロビーでの待ち合わは17:30 一旦ホテルへ


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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (krim)
2017-07-27 18:24:42
最後の授業は、衝撃的でしたね。
日本は国会議員のゴシップが後を絶たず総理までも・・・議員が平和ボケしていてやり切れませんね。
長い年月をかけて完成させた建物の下ではスリが居たり何だか妙な気分になりました。
最後まで楽しい旅を(^^♪
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盛りだくさん (kay)
2017-07-28 07:17:27
プティットフランス地区の木組みのお家、可愛いー!
おとぎ話の世界ですねー。
すり未遂事件、そうそうバッグは必ず前にが鉄則。
ひとつ前の記事のステンドグラスも美しいし、こちらのノートルダム大聖堂も
見事。
そして、自分の国の言葉が使えなくなるという状況は
想像するだけでぞっとします。
でもそういうことが戦争や侵略によって当たり前のように
起きていたんですよね、世界のあちこちで。
罪深いことです、本当に。
現地にお住まいの方と会えるというのも特別な経験。
盛りだくさんですねー、今回の旅も!
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かわいい! (tomy)
2017-07-28 10:23:36
家がかわいい!ハイジみたい~、住みたーい!

と思って家の中を突然掃除してしまいました。

すり、頭来るけど手をたたいた奥さん、勇気ありますね。。。すりもタジタジだったでしょう。

国と国が接しているヨーロッパでは戦争が絶えなかったんですね~。添乗員さんが熱くなるのもわかる気がする(笑)。
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Unknown (冬のデコポン)
2017-07-28 13:05:02
街の家々がほんとうに美しいですね~。
絵のような、って言葉がぴったりね。
日本みたいに派手な看板も
邪魔な電信柱も見当たらないし

景観のために看板などは規制されてるのかしらね。
こういう所に住みたいな~


そうそう!
私も何処へ行っても出来る限り個人で歩いて満喫したいタイプなんだけど
今回はお知り合いの方に逢う目的があったのね~。

日本でもリュックのポケットが開けっ放しの人をよく見かけるわ・・・
電車の時はリュックやポシェットなどを前にして立つようにしてる

他の人の邪魔にならないように、って意味もあるけど
中のモノを盗られないためでもあります。

古き良き時代を過ごしてきた人にとってはイヤな時代になりつつあるこの頃だけど
外出する時は危機意識を持っていなければ・・・って思いました~
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すられたことが・・・ (haruharu)
2017-07-28 18:33:32
ウイーンの地下鉄で
後から乗ってきた3~4人のグルプが
私のバックを引っ張るので怪しいと思って前で握っていたら
気をそらされている間に主人のジーンズの前ポケットに裸で入れていた200ユーロが(''◇'')ゞ
後ろポケットのハンカチが落ちたので変だと思った瞬間に多分抜いたと!
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krimさま (waiwai)
2017-07-29 09:59:40
本当に私は無知です・・・「最後の授業」数年前まで知りませんでした

旅をすることで勉強しています

日本の政治家・・・レベル低すぎ!
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kayさま (waiwai)
2017-07-29 10:12:00
木組みの家、絵本みたいですよね!

トラスブールまでは小さな街ばかりだったので、私もリュックをしょってました。油断大敵~

日本も戦争中はアジア諸国で同じような事をしていたんでしょう・・・

本当に戦争は恐ろしい・・・
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tomyさま (waiwai)
2017-07-29 10:20:14
戦争って、結局陣取り合戦

地続きのヨーロッパ、しかも国境に近い街の人々は翻弄されたでしょう

世界のどこかで起こっている戦争・・・教会でのお祈りは「世界平和」です・・・って仏教徒だけど

すり・・・そういえば、ウィーンの美術館で財布をすられた方がいたっけ・・・油断大敵ですね!
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冬のデコポンさま (waiwai)
2017-07-29 10:29:37
そうよね~景観地区に看板や電柱があったらだわね

K子さんにお会いするのは、出発数日前に急に決まったの

一日半の自由行動だったけど、おかげで楽しく美味しい情報もいただけ、ありがたかったわ~

私も、近頃はやっぱりリュック派
ただ、今回はショルダーバックも持参、場所によって使い分けました
海外でリュックはちょっと不安ね
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haruharuさま (waiwai)
2017-07-29 10:34:36
ありゃま、やられちゃいましたか!

グループで攻められちゃどうしようもない

それにしても200€!?イタタタ~


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