大谷翔平(27）が見事な粘りの投球で二桁勝利へ王手の9勝目(1敗)を挙げた。
二桁勝利&二桁本塁打を達成すれば、ベーブ・ルース以来の103年振りの快挙となる。
今日のホームでの対レンジャーズ戦、大谷は「2番・投手」で出場。
ピッチャーとしては20試合目の登板だ。
最近、力任せじゃない投球術を覚えた大谷は、前半は力まず軽く入る。
味方に1回裏、2点を取って貰った大谷は、2回表、ヒットの後のバッターに何気なく入り、初球を右中間へ2ランホームランされる。
4回表の1アウト二、三塁のピンチでは、ギアを上げ、この日、最速の161キロを連発し三振と一塁ゴロに打ち取った。
5回、6回は三者凡退に抑えた。
6回裏に味方が1点取り、大谷は勝利投手の権利を持って7回表のマウンドへ登る。
この回は疲れが見えたが、渾身の力を込め0点に抑え込む。
キャリアハイの117球を根性で投げ切った。
7安打1本塁打2四球8三振2失点の力投だった。
2番打者としては、1回から痛烈な二塁ゴロ、三塁ゴロ併殺打、もうちょっとで3ランホームランだった大きなライトフライ、空振り三振だった。
4打数無安打1三振。
通算では454打数117安打42本塁打90打点22盗塁で、打率は.258。
8回、9回は救援陣がレンジャーズを0点に抑え、大谷は8連勝で9勝目を挙げた。
これで大谷は入団以来、エンジェルススタジアムでは15連勝。
僕はもう規定打席にも達してることだし、登板時には打席に立たなくてもいいと思うのだが。