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慶長出羽合戦2

2024-04-30 10:05:12 |  戦国群雄伝

最上方の初期配置は山形、畑谷、長谷堂、上山、梁沢、物見山の6か所。



上杉方は西軍の敗報がはいる第9ターン(9月27日)までに長谷堂を攻略してサドンデス勝利をねらいたいところだ。
 
 
さて、関連する史料を読んでみよう。直江兼続による状況報告。あて先は景勝側近。9月15日付。
「9月13日(第2ターン)に畑谷を撫で斬り(降伏をゆるさず全滅させること)とし、江口五兵衛父子をはじめとする500余りを討ち取りました。梁沢の守備兵も撤退したため、最上領内の村落を焼き払い、きのう14日、山形に向かって陣をすすめましたところ、その周辺の諸城5、6か所が降参してきました。この方面のことは近日中にかたがつきますので、ご安心ください。庄内(上杉領の飛び地)の人数は白岩・寒河江(最上川北岸)に在陣しております。なお、この書状を書いているうちに敵が攻撃してきましたが、すぐに迎撃して200余りを討ち取りました。その様子はこの飛脚が見ております。おって報告いたします」
 
 
【史料】9月15日付秋山伊賀守宛直江兼続書状写(山形縣史)
尚々此書中調候半ニ、敵働候由申候間、則乗出敵の打つけにのり、頸弐百余取候、飛脚如見分候、猶追々可申候、以上、
庄内人数白岩・さが江迄請取在陣候、以上、
御状披見、仍去十三日最上領畑谷城乗崩撫斬ニ申付、城主江口五兵衛父子共頸五百余討取候、梁沢之城をも明逃候、即在々令放火、昨十四日向最上居城在陣候処に、山形近辺之城五六ヶ所降参候、仕置丈夫ニ申付候、近日に隙明可申候、可御心安候、恐々謹言、
            直江
   九月十五日      兼続
    秋山伊賀守殿
         御報


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