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小国が国家として独立を保とうとすると核が必要になる

2017-09-09 11:56:47 | 徒然日記
7月に台湾に初めて旅行に行ったとき、

台湾の人たちが親切で、すばらしい国だなと思いました。

来年も行きたい。

と思ったら、台湾のことを詳しく知りたくなりました。

1冊だけですが台湾の事情を書いてある本を読んだところ、

衝撃的な事実を知りました。

「台湾はどこの国のものでもない」

んん

どういうことー


と思ったら、

どうやら日本が敗戦した後、台湾の所属について

「中華民国」の代表者が国際的な書面に署名をしたわけではなく、

当時は「中華人民共和国」はまだないので、

現在の中国に所属があるわけでもなく、

宙ぶらりんのまま現在に至っているようです


中華民国の国民党が共産党に追われて台湾に逃げ込み、

勝手に自分たちの政府を置いていますが、

諸外国は台湾が中華民国の所属だとは認めていないのが現実です。


1987年まで戒厳令が敷かれていて

情報統制がされていたというのも驚きました。

それなのに、あれほどの経済発展を成し遂げて、

民主主義が浸透し、人々が秩序ある生活をしているのですから、

本当にすばらしいです


で、それならば国家として独立すればいいのにと思ったら、

難しい問題があるんですね。

今は中国が侵略してきたらアメリカが守ってくれる約束になっていますが、

もし台湾が独立しようとしたり、

独立を計画して中国と衝突したときは

アメリカは台湾を守らないと言っているそうです


アメリカの立場も理解できます。

他国の独立戦争に加担することは世界の警察の役目ではないですもの。

しかも相手が中国となれば、なおさらです。


つまり、台湾が独立するには、

中国と互角もしくはそれ以上の軍事力を備えなければいけないということ

台湾が経済発展しているとはいえ、それは難題でしょう。


そうなると、結局「核」なんですよね


核を持てば、大国もおいそれと手が出せなくなります。

大国に脅かされた小国が自分たちの存在を守るにはそれしかないのです


台湾はその道を選ぶことはしないわけですから、

中国が崩壊しないかぎり、

今の状態を維持するのでしょうね


それもまた台湾の人たちらしいような気がします


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