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日々決意、日々後悔・・・
こんなvorinでも間違いなく進歩しているはずです!!

「愛着障害」で納得

2015-07-09 16:02:53 | vorinの半生
先日本を読んでいて、

「どうしてうまくできないんだろう」

いつも自分が感じていることの答えが書いてありました。


vorinは、人が苦手です。

友人は片手で数えられるぐらいしかいませんが、

気の置けない友人は1人いれば十分だと思っています。


仕事でお客様と会うのはいいのですが、

同業者との付き合いは消極的です。

誘われれば飲みに行く程度です。


気の利いた会話ができないので、

会合などに出たときは早く帰りたいと思っています。

なので、自分から話しかけたりしません。


大人になれば慣れていくのだと思っていました。

うまく立ち回れるようになるのだと思っていました。


でも、アラフォーになった今でも同じです。

どこにいても落ち着かず早く家に帰りたくなるのです。


ただ、自分より年上の年配者とだったら、

自然に話が出来ます。


ずっと人見知りが原因だと思っていました。


本には「愛着障害」のことが書かれていました。

主には回避性愛着障害。


vorinは、人生や仕事に支障が出ているわけではないので、

障害というより回避性の傾向といったところでしょうか。


原因は、子供のころ親が「安定基地」の役割をしなかったことのようです。

安定基地というのは、自分を無条件で受け入れてくれる場所のようなものです。



虐待やネグレクトを受けた子供が

こういった障害や傾向を示すようなのですが、

おそらく一見問題ないような家庭で育った人でも、

ありえる話です。


親も最初から完璧なわけではないので、

それは仕方のないことかもしれません。


たとえば、子供が親にかまってほしくて泣く。

泣いている子供を親が放置する。

子供は泣いても親が来ないことを悟る。

諦めて泣かなくなる。


こういうことって、

ネグレクトほどのことでなくても、

よくあることだと思います。


とくに、2人目以降の子供。


親だって最初の子供は、勝手がわからないから

泣けばすぐにあやすだろうし、

病気かもしれないと必死になるでしょう。


2人目以降になるとだんだん慣れてきます。


vorinは親にとっては4人目の子供ですから、

まさしく放置プレイで育ちました。


赤ちゃんのときは、おむつを姉が換えることもあったようですし、

物心ついたときから、母親は姉のことばかりで、

こちらに注意を向けようとしても無駄でした。


vorinにとっての安定基地は父親と祖母だったと思います。


ただ、その父親と祖母と、

8歳から11歳まで一緒に暮らすことができませんでした。

両親が一時的に離婚していた間です。


vorinはそこに問題があったような気がします。


母親は、常に長女と二女に意識がいっていましたし、

そもそもそんなに子供が好きな人ではなかったように思います。


その上、母親は自分の職務を放棄していました。

vorinを叱ったりするときに、

常に長女や次女に意見を求め、

「そうだ、そうだ」と相槌をもらって説教していました。


vorinにとって、

姉たちは「たまたま同じ親から生まれた人」であり、

だから「一緒に生活している人」

程度の存在です。


母親がなぜ自分を叱るときに姉たちに同意を求めるのか、

不思議でしかたがありませんでした。


おそらく母親は自信がなかったのでしょう。

ほとんど放置して育っているわけですから、

vorinという人間がなにを考えたり、感じたりしているか、

親であっても分からなかったのだと思います。


そういう状況で育っていくと、

母親を信じられなくなります。


それが愛着障害の原因になったと感じます。


vorinの母親は、不良母親だったわけではありません。

おそらく彼女は

生きていくこと、

子供がお腹いっぱいご飯を食べれるようにすること

だけを考えて、一生懸命働いていました。


ただ、それが子供との時間を奪い、

vorinが大人になるにつれ、

母親への感情が「軽蔑」に変わっていく要因となりました。


母子家庭や父子家庭だからといって、

必ず同じことが起こるわけではありません。


あくまでも親の意識によるものです。


どういう風に育ったから、どういう傾向になる

という答えはないので、

母親に原因があったとは言い切りませんが、


親が子供と1対1で対峙して、

なにかあったときは抱きしめて安心させることは

とても重要なことだと思います。


愛着障害にはいろいろなパターンがあるので、

自傷行為に走る傾向、

常に対人関係をマイナスに考え、不安に陥る傾向、

パートナーに安定基地の役割を求めて

過度に束縛してしまう傾向

など、「性格」だと思っていることが

実は子供の頃のトラウマから来ているという場合があります。


vorinは、自分の人付き合いの悪さを治さないといけない

とずっと思ってきましたが、

その原因らしきものが見えたので、

なんとなくスッキリしました。


だからと言って、簡単に治るものではないので、

この先どうなっていくかは、自分の努力次第ですけどね。


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