人生最高!

日々反省、日々発見、
日々決意、日々後悔・・・
こんなvorinでも間違いなく進歩しているはずです!!

映画「聲の形」を観て小学校のときのイジメを振り返る

2021-05-21 16:36:38 | 徒然日記

この前、NHKで映画「聲の形」を放送していました。

内容を一切知らずに観たのですが、

複雑な心境になりました。

 

耳が聞こえない少女が小学校のときにイジメられて学校を去り、

彼女をイジメていた男子が逆にイジメられ、

自分の行為を反省し、

高校生になってから自分がイジメた少女に再開し、友達になります。

彼と再会したことで、周囲にいた同級生とも再開し、

話が展開していきます。

 

いろいろと感じた映画ですが、

vorinは自分をイジメた女子に思いを馳せました。

 

vorinが小学6年のときに

1年弱、クラスの女子に無視されるというイジメを受けました。

他に2人同じ境遇の子がいたので1人ではなかったのですが、

腹の立つ思い出です。

 

イジメは1人のリーダー的な女子が主導し、

周りはそれに従った形です。

 

小学校を卒業する前に親が話し合いをし、

ある日突然終わりました。

 

小学校から中学校になり、

イジメを主導していた女子は「学校が怖い」という理由で

不登校気味になり、自傷行為をするようになりました。

 

当時のvorinにはまったく彼女の気持ちが理解できませんでした。

学校が怖くなるのはこっちの方じゃ、ボケ。

と言いたいぐらいでした(笑)

 

大人になって分かったことですが、

彼女に従って一緒に無視していた周囲の女子たちは

まるで罪の意識がなく、

自分たちも無視を強要された被害者だというスタンスで驚きました。

 

この映画を観て、

彼女が「学校が怖い」と言っておかしくなってしまったのは、

おそらく自分に同調していたはずの女子たちの

手のひら返しのせいだと思います。

 

親たちが話し合いを持った夜、

彼女たちはなにを言われたのか分かりませんが、

次の日から普通に話しかけてきて、

まるでなにもなかったように振る舞い始めたのですから。

 

その日、リーダー格の女子がどういう態度を取っていたか

記憶にありません。

vorinにとってはどうでもいい存在だったので、

話しかけることは少なかったように思います。

 

彼女が当時のイジメのことをどう思っているのか

大人になった今、聞きたい気もしますが、

聞いたからと言って、

この映画のように友達になるなんてことはないですね。

 

この映画は漫画が原作のようなので、

漫画本で読むともう少し詳しいところが分かるようです。

イジメた人、イジメられた人、

イジメに間接的に加担した人

それぞれの人生に影響を及ぼすのがイジメです。

 

でも、人が人である限り、イジメは無くなりません。

大人になって思い返たときに腹が立つのは、

なぜ強く行動に出れなかったのかという点です。

 

当時、先生や親は頼りになりませんでしたが、

vorin自身もイジメを止める行動を起こしませんでした。

授業を中断しても止めて話し合うべきだったなと思います。

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シリアの独裁政権、ミャンマーの軍事政権

2021-05-21 12:14:29 | 徒然日記

「人間の土地へ」という本を読みました。

日本人女性として初めてK2登頂を果たした著者が

シリアの内戦とシリア人との結婚を綴ったノンフィクションです。

 

シリアの内戦は、独裁政権、アメリカ、トルコ、ロシア、ISISが絡み、

泥沼化した結果、なにも変わらないまま今に至っているという認識です。

 

内戦前と内戦開始後のシリアの雰囲気が書かれており、

vorinはミャンマーの軍事政権に通じるものがあるなと感じました。

 

秘密警察があちらこちらにいて、

政権を批判するようなことは一切禁止。

軍や警察は堕落しており、賄賂なしでは動かない。

国民に平気で暴力を振るう。

教育に力を入れず、情報を制限・統制。

 

独裁政権になると、

どこでもこういう状況になるのでしょうね。

ジョージ・オーウェルの「1984」そのものです。

 

vorinは「どういう政権でも国民が幸せならいいのでは?」と思っておりましたが、

もし日本が独裁政権になったら

自由に発言できず、

秘密警察にビクビクしながら生活しなければいけなくなるわけです。

今回のコロナでマスゴミを筆頭に

自粛警察やマスク警察といった、

なんの権限もない摘発者たちが勝手に涌いていますが、

独裁になるとそれが当たり前の世の中なるわけです。

 

今のミャンマーは軍事政権がクーデターを起こし、

国際社会は様子を見ているところです。

国内では反対デモが起きたり、少数民族の武装組織がデモを支持したりしていますが、

シリアのように内戦が起きて、大国が介入することはないと思います。

 

シリアもミャンマーも国軍が国民を弾圧します。

平気で国民に暴力を振るい、武器を使用し、殺します。

圧倒的な力に抑えられている以上、

国民だけで軍事政権を倒すということは難しいと思います。

 

ということは、今もシリアが独裁政権を続けているように

ミャンマーは前の軍事政権時代のような状況に戻ることが予想されます。

 

国内の政治に外国が介入するべきではありません。

が、シリアもミャンマーも「国」なんでしょうかね。

日本は明治時代に割とすんなり「国」になったので、

世界の「国」を日本のような「国」として見がちですが、

まだまだ「国」になっていない「国」がたくさんあるように思います。

 

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