橋本弁護士のブログを読みました

橋本弁護士が、光市母子殺害事件の弁護人に訴えられたってお話

vorinは光市母子殺害事件について、
発生したときからずっと関心をもっていました。

vorinは被害者の夫である本村さんの会見をみるたびに、
この人が深い悲しみをおして、
憎い犯人に対して本当の反省を求める態度、
マスコミの前で自分のことばを話す勇気、
いろんな意味でほんとうに立派な人だと感じています。

そういうことで、当然あの弁護団は最低だと思っています。

ただ、vorinも一般大衆ですから、
マスコミにいいようにあおられているのかも・・・
という不安も少しありました。

橋本弁護士はテレビで、
「一般市民のみなさんは、その弁護団の弁護士たちを懲戒請求したらいい」
といった内容の発言したようです。

vorinは、テレビを使って一般市民に懲戒請求を呼びかけるのは、
たしかにやりすぎなのでは？と思いましたが、

橋本弁護士のブログを読んで、その意図が少し分かったような気がします。

橋本弁護士は、今までのいろんな刑事事件の中で、
それはまずいんじゃないの？的な行動をとった弁護士がいても、
弁護士会がなんの処分を下さないことに、疑問を持っているようです。

よくある同業者のかばい合いですね。

だから、今回の弁護団に対しても、最高裁の弁論をすっぽかしたときなんか
本来なら弁護士会がなにか指導でもしてほしいのに、
弁護士会はあてにならない。

それならば、「一般市民のちからを借りようじゃないか」
的な感じだったのではないでしょうか。

これまで、光市のこの事件について、いろんな人のブログを読みましたが、
中でも弁護団を擁護する弁護士のブログについては、
文章が難しいのと、漢字がバンバン使われてて、
とても読みにくいものが多かったです

でも、橋本弁護士のブログは読みやすかった。

普通の人のブログと同じようなことばで、
そして一番ぐっとくるのが、感情がこめられているということ。

まあ文章の書き方が上手なのかもしれませんが

世の中、どれくらい橋本弁護士みたいに
熱いことを語ってくれる弁護士がいるんでしょうね

仕事がら、たまに弁護士がどんな態度でお客さんと接するか耳にしますが、
一般市民にとってはあまり良いイメージはないようですよ。

弁護士に限らず、先生、先生って呼ばれてると、
みんなカン違いしちゃうんですよね

vorinの業界でも同じことが言えます。

「人のふり見て、我がふり直せ」

vorinも自分の世界に陶酔してお客さんに嫌われないように気をつけよっと

大人になってきました

30代になって、ようやく大人に近づいてきたようです

まず考え方が大きく変わりました。

20代までのvorinは、電動の鉛筆削りでさんざん削ったあとの鉛筆の芯のように
とがりまくっていました

人は一人でも生きていけます的なかんじでしたね

それから自分の言っていることが一番正しい的なかんじもありました

そしてなにより弱い人間と馬鹿っぽい人間が大嫌いでした。

まったくもって人としてなっていない状況で、お恥ずかしい限りです

それが30代になるちょっと前から、どんな人でも人の話をちゃんと聞いて、
その人に合わせて会話をするようになりました

それからいろんな人がいて、いろんな人生があって、
その人の考え方や気持ちは、何度か話してみないことには分からない
と思うようになりました

そして一番大きく変わったことが、
みんな誰かに支えられながら生きているんだ
と思うようになったことです

彼ピには、「まだまだ自分の意見を押し付けるくせがある」
と忠告されますが、これを克服すれば、
またさらに大人に近づけるでしょう、たぶん・・・

やはり人間に生まれた以上、死ぬまで自分を改善しつづけたいですね

たぶん、これで満足と思ったところで、vorinは終わってしまいます

そうそう、体をいたわるようになったのもここ2,3年です。

以前の仕事が建設現場の監督さんですから、そのときは
「いつ死んでもいい」というのがvorinの基本でした

その仕事がvorinの天職だと信じていたので、
多少の力仕事も徹夜も長時間の運転も、一生懸命こなしておりました。

体がどうなっても自分のやりたいことをやれれば本望だったんです

でも、今は赤ちゃんが欲しいというのもありますが、
とにかく体を大事にしよう、
たいした病気にもならずに今に至っているのだから感謝しなければ、
と思うようになりました

20歳で大人になった気分でいましたが、
精神的にはまだまだヒヨッコです

こころが大人になるのって大変なことなんですね

最近はお年寄りの方とお話をしてみたいと思うvorinでした