ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

女優加藤治子さんとヨーガ教室の思い出

2019-07-14 09:38:33 | エッセー
 昨日ヨーガ教室に長年通っていた女優「加藤治子さん」(確か4・5年前亡くなった)
さんについて、ぜひお話を伺いたいと電話があり、講談社の編集者の方が来た。
 編集者にいろいろとお話しながら、その時代の沢山の思い出が蘇った。
加藤治子さんは、私がヨーガ教室を止めるまで、長年通っていらしたが、鏡を
じっと見ながら、本当にいつも熱心にポーズをやっていたが、あれほど真摯に
ヨーガと向き合う生徒さんは少なかったので、私はいつも感心しながら指導を
していた。
※呼吸法のレッスン中 前の方に加藤治子さん

 今回の取材は、樹木希林さんと、加藤治子についての記事の特集するためだそうだ。
レッスン中でもやはり大女優さんなので、どうしても目立つが、それがとてもお嫌
いだった。そのため新しい生徒さんには「気づかないふりをして」と、必ずお願いし
たことも忘れない。パーティーなどは決して参加なさらなかったが、必ずその会場で
一番立派な大きなお花をプレゼントして下さった。
 ※ヨーガ教室最終レッスンこの日も大きなお花を下さった加藤さん真ん中

 その時代は、テレビ、新聞、雑誌など取材が多かったが、加藤さんは決して写真に
写ることはなかった。何故か一枚だけ、今思い出したが、確か読売新聞で私の取材が
あり、紙面に出ないということで、呼吸法をしている加藤治子さんの写真があった。
 私はダンス教師だったので、ヨーガの何となく暗い雰囲気が好きになれず
準備体操にダンスを取り入れたり、声のトレーニングなど加え、大変ユニークな
指導法だったが、それは加藤さんの大のお気に入りだった。
 NHKテレビ向田邦子さんのドラマ「蛇蝎のごとく」の中で、加藤さんがヨーガを
やる場面があり、私は撮影場面での指導を依頼された。
 そのため、NHKに何度か通いご指導したのも、とても懐かしい思い出だった。
※読売新聞「時間デザイン」私の取材写真
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