Vita Mandoloncellistica

マンドロンチェロ弾きcockatooの生活
マンドリン関係のこと・・・は少ないかも(笑)

5月の風コンサート

2005年05月22日 | Mandolin Life
アンサンブル・アメデオと韓国の盆唐マンドリン・アンサンブルとのジョイント・コンサート(という言い方でいいんでしょうか?)でした。
会場は第一生命ホール。 そう! 9月にぽるたんで舞台に乗る予定のホールです。
ホールの下見を兼ねて(笑)・・・いやいやもちろん音楽を聴きに行ってきました。

ホールへのアクセスは都営大江戸線の「勝どき駅」から徒歩8分。 でも以前にひとりでこのホールに行ったことのあるMrs.cockatooは「駅からいっぱい歩くし、トリトンスクエアに着いてからもいっぱい歩く」って言うし、シルベスさまBlogのコメントで同じようなことをおっしゃっていたし、覚悟を決めて(笑)出かけました。

でも今回は全席指定ですから、開場時間前に行って並ばなきゃ! とかってプレッシャーがないので気楽です。 たとえ開演ギリギリに飛び込んでも自分たちの席は確保されているわけですからね。

「歩くんだ歩くんだ」と覚悟していましたが、実際はそれほどでもなかったです。 地下鉄の出口(A2a)を出たところが「晴海通り」と「清澄通り」の交差点で、そこで「ん? どっち??」ってちょっと思いましたけど、案内板はあるし、「晴海通り」ってのは覚えて行きましたので問題なし。 歩いた時間もたいしたことなく、「動く歩道」なんかで楽しんでいるうちに着きました。 建物に入ってからもあっさりと到着。 でも一度行った経験のあるMrs.cockatooが一緒だったからなかぁ~? 建物に入ってからがちょっとわかりにくいかも。

結局会場に着いたのは開場時間のちょっと前でした。 でも、当然ながらもはや「アメデオ名物」となりつつある行列もまったく見当たらず、「きっと中に自販機なんかないから飲み物買って行こう」ってことで、近くに見えたドラッグストアへ。 でもこのドラッグストアがまっとうな(?)ドラッグストアのようで・・・(苦笑) 普通のお茶とか売ってないんですよ。 健康系の飲料ばかり。 
仕方ないので買ったのが「KIRIN 体質茶」。 初めて飲みましたけど直巻きおにぎりのノリの味がしますね・・・(笑)

入場して「私たちの席」へ。 2階席(バルコニー)後ろの方の上手寄りでした。 
席から見た舞台はこんな感じ。



写真は第2部の盆唐マンドリン・アンサンブルステージです。 女性のメンバーの皆さんがすっごくキレイな色とりどりのチマチョゴリを着ていらっしゃいました。 写真ではちっともわかりませんけど。 華やかで良いですね~


席を確認したところで用意してきた贈り物を預けようと思ったんですけど・・・ 贈り物の受付が見当たりません・・・??
受付の人に聞くと・・・

 「今回は贈り物は預かりません」

とのこと。 えっ!? そなの!?
メンバーを通じてそういう風に伝えたはず、とのことだったんですけど、今回裏ルート(笑)でチケットを入手してしまったため、ちっとも知らなかったのでした。

 「どうしても渡したかったら、終演後出演者が出てくるのを待ってください」

そう言われましても・・・ そんな約束してませんし・・・出て来てくださるとも限らないし・・・
諦めました。 持って帰るのもなんなので、客席でお会いしたゆかちゃんにプレゼントしました(笑) ごめんね、押し付けて。 いやいやゆかちゃんにはいつも貰ってばっかりだから・・・


 第1部 アンサンブル・アメデオ
  ドディ(A.アマディ)
  スプレーン(A.アマディ)
  ナターレ(A.アマディ)
  ガヴォット・セレナーデ(A.アマディ)
  海の組曲(A.アマディ)


実は第1部の曲順、自信ありません・・・ パンフレットには「ドディ」-「ガヴォット・セレナーデ」-「スプレーン」-「ナターレ」-「海の組曲」の順で掲載されていたんです。 この5曲の中で知っている曲は「ガヴォット・セレナーデ」「スプレーン」「海の組曲」の3曲。 残りの2曲は知りません。 1曲目が知らない曲で、2曲めが「スプレーン」、3曲目が知らない曲で、4曲目が「ガヴォット・セレナーデ」、最後が「海の組曲」でした。 そんなわけでこういう風に推測したんですけど・・・ もし違ってたらご指摘くださいませ>シルベスさま

今度この舞台に自分が乗ることを意識して、各パートの音の響き方とかを聴いていたんですけど、ギター、チェロの音が2階席まで届いてこない印象を受けました。 ドラとかベースの音は良く聞こえてきます。 もちろんマンドリンの音も。 中低音の音はよほどしっかり楽器を鳴らさないと響きにくいのかも。 或いは舞台の前の方の音が鳴りにくいのかしらん? てことは「ぽるたんシフト」ではドラチェロ・・・か?? 

 第2部 盆唐マンドリン・アンサンブル
  愛の挨拶(E.エルガー)
  マイ・ウェイ(J.Revaux&C.Francois)
  韓国伝来民謡メドレーⅠ(S.K.Lee)
  韓国伝来民謡メドレーⅡ(S.K.Lee)
  [encore]
   八景歌
   荒城の月
   (もう1曲??)


さっき写真のところでも書きましたけど、舞台が華やか~ 良いですね~ 
ギター2人とコントラバス1人、アメデオのメンバーが賛助で入っています。 その3人と盆唐のメンバーのギターの方が男性で残りの17人は女性。 いろいろ事情があって来日する人数が減ってしまったみたいですね。 そのせいでパートのバランスも悪くなってしまったのでしょうか。 残念。 1st3人、2nd7人、ドラ4人、チェロ2人、ギター2人(+賛助1人)、コントラバス賛助1人、という編成でした。
なんだか女性がきれいな衣装を着てしまうと、男性のスーツがなんだかつまらなく見えちゃいますね。 チマチョゴリに対応する男性の衣装ってないんでしょうか??

「愛の挨拶」と「マイ・ウェイ」は女性の指揮。 「金八先生」の合唱コンクールの場面で指揮をする城ノ内ミサを思い出しました(笑) 「韓国伝来民謡メドレー」は盆唐マンドリンオーケストラの創始者でもある李氏の作曲作品で、李氏自身が指揮をなさっていました。 不思議な感覚に包まれる曲でしたね。

どちらの指揮者もそうだったんですけど、曲の最後の音を処理しないんですね。 「ジャーン」とか弾いてもまだ余韻が鳴ってるうちにその音を収めるでもなくクルッって客席の方を向いちゃったり、指揮台から降りちゃったり。 なんだか気になりました。

アンコールの「荒城の月」(ともう1曲?)は突然ギターのあたりで椅子をズルズル動かし始め、いったいナニが始まるのかと思いきやギターの男性が奏でるミュージック・ソーとギターとの二重奏でした。 これまた不思議な感覚。

 第3部 合同ステージ
  マンドリン・マーチ(C.カンナ)
  ウィーン、我が夢の街(R.ジツィンスキー)
  ヴィリアの歌(F.レハール)
  [encore]
   シンク・オブ・ミー
  金と銀(F.レハール)
  [encore]
   アリラン変奏曲
   マイ・メモリー


さて合同ステージ! 合計70人以上の演奏です。 舞台きつそう・・・(苦笑)
ぽるたんはこれにもっと管楽器やら打楽器やらピアノやらが加わるのよね・・・ 張り出しステージを使用すれば・・・なんとか入りきるかしらん?? きっとチェロのあたりにしわ寄せが来て「狭っ!」とか言いながら演奏することになるんだろうなぁ・・・

「ウィーン、我が夢の街」と「ヴィリアの歌」(とアンコールの「シンク・オブ・ミー」)はソプラノの松川由美さんが加わっての演奏でした。 「マンドリン・マーチ」と「金と銀」以降は普通に合同ステージ。 アンコール1曲目は李氏の指揮でした。





終演後、ホールを出ると雨がポツポツ・・・
実は家を出るとき、新聞の天気予報欄を見て「夕方雨だって! 傘持っていかなきゃ!!」って私が騒いだのでした。 よくよく見たら1段下の「長野」の予報だったんですけどね(笑) 一度カバンに入れた傘を出すのも面倒でそのまま持ってきたのでした。 よかったよかった。 めんどくさがりが効を奏すこともあるのね~



・・・って演奏会を聴きに行ってこんなオチ!?(爆)