Vita Mandoloncellistica

マンドロンチェロ弾きcockatooの生活
マンドリン関係のこと・・・は少ないかも(笑)

ト音とヘ音

2005年05月17日 | Mandolin Life
私は普段マンドチェロを弾いていて、今は修理中のためマンドリュートを弾いているわけです。

チェロの記譜は通常ヘ音記号です。 ごくごく希にハ音記号とかト音記号(実音より1オクターヴ上げて記譜)も出てきますが、ほとんどへ音記号のみですね。 Violoncelloではハ音記号も普通に使われるようですが、マンドチェロ奏者で咄嗟にハ音記号を見て演奏できる人はほとんどいないんじゃないかと思います。 私ももちろんできませぬ。 たまにファルボとかで出てくると「フリガナ」を振ることになります(笑)

リュートの記譜はヘ音記号とト音記号(実音より1オクターヴ上げて記譜)を混ぜて使用されることが普通なんですね。 ん?? 普通なのか? 自信ありませんが・・・ 少なくともカラーチェのリューと独奏曲の譜面なんかではそうです。

マンドラ(テノール)の記譜はト音記号(実音より1オクターヴ上げて記譜)ですよね。


さて、私がチェロを弾く時、もちろんヘ音記号なら不自由なく見ながら弾くことができます。
でもト音記号を見ながら(たとえばチェロでドラの譜面を)弾こうとすると手が動きません。

ドラを弾く時、(あんまり高い音は辛いですが)ト音記号を見ながら普通に弾くことができます。
でもへ音記号を見ながら(たとえばドラでチェロの譜面を)弾こうとすると手が動きません。

そしてリュートを弾く時・・・
「今弾いているのはチェロなんだチェロなんだ」と思い込めば、ヘ音記号で普通に弾くことができます。 でもE線を使えません。

「今弾いているのはドラなんだドラなんだ」と思い込めば、ト音記号で普通に弾くことができます。 でもC線を使えません。

まだまだまだまだ修行が足りないな・・・というお話でした。




♪今週末、来週末、聴きに行く予定の演奏会。

■5月22日(日) アンサンブル・アメデオ 「5月の風コンサート」

■5月27日(金) 中央大学音楽研究会マンドリン倶楽部 第88回定期演奏会

28日(土)にもうひとつ行くかも。 確定してないのでここには書かないでおこう・・・ 翌日のぽるたん練習の準備(一夜漬け?/笑)でそれどころじゃないかもしれないし。

6月19日(日)のコムラード・マンドリン・アンサンブルも聴きに行こうかと思っています。
もうひとつ、チケット注文中の演奏会があるのですが、まだ楽器屋さんから返事がないので未確定。

いやいや、演奏会シーズンですねぇ~

イケガクConcert Infomationを見ても5月6月はすごいですね。 週末は毎週のように複数の演奏会があります。