●特集俳句438・美し俳句2-7・福神規子3・2019-07-05(金)
○「斑猫の斑のうつくしき青鬼村」(→福神規子3)
○季語(斑猫・三夏)(「『俳句年鑑』2012年版(角川書店)」より引用)※青鬼(あおに)集落:長野県北安曇郡白馬村に位置する山村集落。※斑猫(はんみょう、はんめう)三夏(子季語:道をしへ・みちしるべ):体長2センチくらいの美しい甲虫。飛ぶ仕草が道案内をするように見えることから道おしえという(「→きごさい歳時記」より)【→特集俳句-索引1・索引2・検索3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:この美しい昆虫は光沢があり、緑・紫・赤・青などの斑(ふ)の紋様をもつという。さらに人の歩きに先立って跳んでは止まるという動きをするというのだ。神の使者に他ならないではないか。
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