俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■五体俳句603「初日いま胴震ひして波の上」(小出文子)

2023-01-15 04:56:00 | 五体俳句

○五体俳句603・胴1・小出文子01・2023-01-15(日)
○「初日いま胴震ひして波の上」(小出文子01)
○季語(初日・新年)(「→こころの四季(柴田いさを)」より引用)【→五体俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:初日としては少し時期遅れではあるが。五体の「胴」は擬人ではあるが初出。「胴震ひ」とは光の屈折によって揺れる日の出を表現したものか。


小出文子(こいでふみこ)(1920-2001)
○好きな一句「いちじくを食み混沌としてをりぬ」02
○季語(いちじく・晩秋)

【Profile】:東京都牛込生れ。「」の→石田波郷に師事。「」同人。

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