俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■方法俳句603「凍蝶に静寂のかけら落ちゆけり」(「円虹」200003)(高浜礼子)

2023-01-19 04:56:00 | 方法俳句

○方法俳句603・音の物質化12・高浜礼子01・2023-01-19(木)
○「凍蝶に静寂のかけら落ちゆけり」(「円虹」200003)(高浜礼子01)
○季語(凍蝶・晩冬)(「→俳誌のサロン>歳時記>凍蝶」より引用)【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえくけこすせそちつてとねのはひふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:音から判断すると「静寂」は「しじま」と読ませるか。あまりにも精緻な静寂は物質化したとしても不思議ではないだろう。


高浜礼子(たかはまれいこ)
○好きな一句「先頭は誰とも知れず花野径」02
○季語(花野径・三秋)(「今はじめる人のための俳句歳時記(角川学芸出版編)」より引用)

【Profile】:1962年山口県出身、神奈川県横浜市在住。第四回日本伝統協会新人賞受賞。「ホトトギス」同人。

コメント