俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○次元俳句604・超次元47涅槃1・田川江道01・2023-01-22(日)
○「山の音涅槃の雪のひかりかな」(『河岸段丘』1995)(田川江道01)
○季語(雪・晩冬)(群馬県片品村龍滄院境内に句碑)【→次元俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5・忌日祈念日俳句】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:「仏教用語」の「涅槃ねはん」・「ニルヴァーナ」。すべての煩悩の火が吹き消された状態、安らぎ、悟りの境地を指している。雪深い山から雪折れの音。そして涅槃の雪の発光である。「涅槃」は仲春の季語となっているが、ここでは「雪」の晩冬を採る。
○田川江道(たがわこうどう)
○好きな一句「大年の風呂轟々と沸かしけり」02
○季語(大年・暮)(「→俳句季語一覧ナビ>季語/大晦日(おおみそか/おおつごもり)を使った俳句」より引用)
【Profile】:1930年群馬県片品村出身。→萩原麦草の「壁」に入会。「風」の→沢木欣一・→細見綾子に師事。→相葉有流の「石人」に入会、3誌の同人となる。1993年に→金久美智子の「氷室」に同人参加。