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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■五体俳句601「初髪の妻のなかなか帰り来ず」(桑島啓司)

2023-01-04 04:56:00 | 五体俳句

○五体俳句601・髪32・桑島啓司01・2023-01-04(水)
○「初髪の妻のなかなか帰り来ず」(桑島啓司01)
○季語(初髪・新年)(「今はじめる人のための俳句歳時記新版(角川学芸出版)」より引用)【→五体俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:日本髪のみならず洋髪にも通じるらしい「初髪」。今年初めて妻が髪を整えて出かけていった。帰って来る時間に気をもんでいるわけでもないが。初髪ならではのたっぷり時間をかけてのお出かけではある。


桑島啓司(くわしまけいじ)
○好きな一句「鬼やらふ常は使はぬ間も灯し」(『蟬しぐれ』2006)02
○季語(鬼やらふ・晩冬)(「俳句201406」より引用)

【Profile】:1941年徳島県鳴門市出身、和歌山市在住。1963年「天狼」「」入会。1965年岬賞受賞。1978年「」入会。1981年狩同人。1987年毎日俳壇賞受賞。2002年狩白羽同人。

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