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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■五感俳句604「焼そばの芥子が効いて日脚伸ぶ」(小園葉舟)

2023-01-23 04:56:00 | 五感俳句

○五感俳句604・味覚40辛味2・小園葉舟01・2023-01-23(月)
○「焼そばの芥子が効いて日脚伸ぶ」(小園葉舟01)
○季語(日脚伸ぶ・晩冬)(「『俳人年鑑』2004年版(北溟社)」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえくけすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:前回の味覚の辛味は→唐辛子の辛さ。今回は「芥子(からし)」。この焼きそばの芥子はチュウブ入りの和がらしであろうか。辛味が鼻にツーンと抜ける。窓からの陽の光もだいぶ永くなってきた。


小園葉舟(おぞのようしゅう)
○好きな一句「少年に浮力やさくら咲きはじむ」02
○季語(さくら・晩春)(「→現代俳句データベース」より引用)

【Profile】:1932年秋田県出身、神奈川県鎌倉市在住。「あざみ」「ぬかるみ」同人。

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