俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■方法俳句597「つきぬけて花火の中を花火かな」(『草原の雲』2014)(谷川すみれ)

2022-08-25 04:56:00 | 方法俳句

○方法俳句597・同質因果24/56・谷川すみれ01・2022-08-25(木)
○「つきぬけて花火の中を花火かな」(『草原の雲』2014)(谷川すみれ01)
○季語(花火・初秋)(「俳句201505」より引用)【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえくけすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:方法の「同質因果」俳句第24弾。次から次へと連発の花火。花火に花火が重なる醍醐味。適度の風があったほうがよい。煙を横に流して花火の輪を際立たせるからだ。

谷川すみれ(たにかわすみれ)
○好きな一句「水仙の開ききったる傷みかな」(『草原の雲』2014)02
○季語(水仙・晩冬)(引用同上)

【Profile】:1947年生まれ。「花曜」で→鈴木六林男に師事。終刊後「香天」(→岡田耕治代表)の創刊同人。2009年に「ガソリンの臭いの中の立葵」(立葵・仲夏)03で第16回→西東三鬼賞受賞。

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