俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■次元俳句596「こおろぎの闇に日の丸伏せている」(吉平たもつ)

2022-08-14 04:56:00 | 次元俳句

○次元俳句596・伏せる(空間)1・吉平たもつ01・2022-08-14(日)
○「こおろぎの闇に日の丸伏せている」(吉平たもつ01)
○季語(こおろぎ・三秋)(「→575筆まか勢」より引用)【→次元俳句-索引1索引2索引3索引4索引5忌日祈念日俳句】【→俳人一覧(いいいたうえせそてとにぬねのふへほみむめゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:旗日に出したままの「日の丸」を遅れて夜に取り込む。こおろぎの鳴く声が聞こえる闇の中で日の丸を畳んで伏せる。現代俳句系の作者なので社会性俳句の一句ともとれる。

吉平たもつ(よしひらたもつ)
○好きな一句「少年の汗透きとおる鬼の面」02
○季語(汗・三夏)(「→現代俳句データベース」より引用)

【Profile】:1946年生まれ。新俳句人連盟所属。

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