俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■五感俳句514「村じゆうにある一月の浪の音」(岡田耕治)

2021-01-18 04:56:00 | 五感俳句

○五感俳句514・聴覚124・岡田耕治01・2021-01-18(月)
○「村じゆうにある一月の浪の音」(岡田耕治01)
○季語(一月・晩冬)(「二十世紀名句手帖⑦海と山のラビリンス」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(うえくけこせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】

【鑑賞】:一月の漁村のもっとも根幹をなす背景の音である。村のそこかしこに浪の音が滲み込んでいる。それはすべての村の風景に平等に滲み込んでいる。


岡田耕治(おかだこうじ)
○好きな一句「夜話は時に火箸を深く刺す」02
○季語(火箸・三冬)(「俳句界201303別冊「平成名句大鑑」」より引用)

【Profile】:1954年大阪府出身。1968年から「潮流」(川口芳雨主宰)により俳句を始める。1978年→鈴木六林男(1919~2004)に師事。「花曜」(1971~2005大阪府)同人。「花曜」編集長。2006年→久保純夫らと「光芒」創刊。2009年泉佐野市にて「香天」創刊代表。

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