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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■五感俳句596「もの憂さはよべの名残か酔芙蓉」(片山暁子)

2022-08-15 04:56:00 | 五感俳句

○五感俳句596・感情34憂鬱1・片山暁子01・2022-08-15(月)
○「もの憂さはよべの名残か酔芙蓉」(片山暁子01)
○季語(酔芙蓉・初秋)(「→575筆まか勢」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえくけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:酔芙蓉という花。「朝白い花を付け昼頃からピンク色に徐々に変化し午後にピンク一色となる一日の中で色が変わる花」ということである。朝の白い清楚な花弁の酔芙蓉。昨夜のピンクのもの憂さを花の中心に残している。(→「おかざき奥殿陣屋」より)

片山暁子(かたやまときこ)
○好きな一句「禽獣の臭ひを離れ秋の水」02
○季語(秋の水・三秋)(「『俳人年鑑』2004年版(北溟社)」より引用)

【Profile】:1933年徳島県出身。徳島市在住。「青海波(せいがいは)」(→船越淑子主宰)同人。

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