俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■五感俳句597「八月のかなしきものに飯の粒」(「頂点」)(谷山花猿)

2022-08-22 04:56:00 | 五感俳句

○五感俳句597・感情35悲哀3・谷山花猿01・2022-08-22(月)
○「八月のかなしきものに飯の粒」(「頂点」)(谷山花猿01)
○季語(八月・初秋)(第41回現代俳句全国大会桂信子選毎日新聞社賞受賞句)(「→俳誌のサロン>歳時記>桐の花」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえくけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:「→飯を食う」という行為を「根源行動」として方法俳句の一つとした。ここでの分類は五感の感情・悲哀。どこかしら悲しみを湛える二三粒の飯粒。茶碗の底に残った飯粒。飯箆の先にくっついた飯粒。

谷山花猿(たにやまかえん)
○好きな一句「散る兵に桐の花など咲いている」02
○季語(桐の花・初夏)(「俳人名鑑」より引用)

【Profile】:1932年生まれ。東京都在住。「頂点」所属。

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