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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■方法俳句598「裏山に名前がなくて裏の山」(『裏山に名前がなくて』2019)(鈴木石夫)

2022-08-28 04:56:00 | 方法俳句

○方法俳句598・同質回帰34/57・鈴木石夫01・2022-08-28(日)
○「裏山に名前がなくて裏の山」(『裏山に名前がなくて』2019)(鈴木石夫01)
○季語(無季)(「→栗林浩のブログ」より引用)【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえくけこせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:はてさて裏の山のことを調べてみる。こんなことも愁思のひとつなのだろうかと。名称は地図にも載っていない。誰に聞いても分からない。そんなちっぽけな裏の山だから私の裏山であり得るという結論に回帰する。

鈴木石夫(すずきいしお)(1925-2006)
○好きな一句「秋風の奥へ悍馬を走らする」(『裏山に名前がなくて』2019)02
○季語(秋風・三秋)(「引用同上)※〔悍馬かんば〕:荒っぽい性質の馬。あばれうま。あらうま。

【Profile】:→瀧春一の「暖流」に所属。1958年「歯車」(1955年創刊)を復刊し発行。

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