俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■方法俳句595「足元にからまつてゐる秋思かな」(鈴木健司)

2022-08-11 04:56:00 | 方法俳句

○方法俳句595・思考の物質化11・鈴木健司01・2022-08-11(木)
○「足元にからまつてゐる秋思かな」(鈴木健司01)
○季語(秋思・三秋)(「→週刊俳句Haiku Weekly」より引用)【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえくけこせそちつてとにぬねのふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:これほど深くてずっしりと重い秋思をこれまでに見たことがない。といっても秋思とは目に見えないものであるのだが。秋の物思いが足に絡まり付いてなかなか前に進めないというのだ。

鈴木健司(すずきけんじ)
○好きな一句「着火からはじまる宴竹の春」02
○季語(竹の春・仲秋)(引用同上)

【Profile】:1970年生まれ。「炎環」同人、「豆の木」参加。2018年第23回炎環新人賞受賞。

コメント