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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■色彩俳句596「月にかかる雲鮮かや西瓜畑」(吉岡禅寺洞)

2022-08-16 04:56:00 | 色彩俳句

○色彩俳句596・鮮やか1・吉岡禅寺洞03・2022-08-16(火)
○「月にかかる雲鮮かや西瓜畑」(→吉岡禅寺洞03)
○季語(西瓜・初秋)【→色彩俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえけこすせそちつてとにぬねのふへほみむめもゆ~)】【→俳句結社索引

【鑑賞】:初出の色彩の「鮮やか」。鮮やかな夕焼雲の奥に夕方の白い月が覗いている。西瓜畑もゆっくりと日暮を迎える。

■Pickup「西瓜(初秋)の俳句」12句(2022-08-16)
→「冷えきりし西瓜の肌の雫かな」(「ホトトギス」192204)(池内たけし1)(五感50冷感5)
→「参道に転がつてゐる西瓜かな」(「河」)(いさ桜子2)(好きな一句)
→「某日の海峡をゆく西瓜かな」(『遠望』1984)(小泉八重子2)(好きな一句)
→「真二つに割れば霧立つ西瓜かな」(『山梔子』1924)(岩谷山梔子1)(次元295真二つ1)
→「途中まで切り途中から割る西瓜」(『浮游』2017)(鎌田透次360)(挿絵346)
→「大皿の西瓜揺らして運び来る」(庄子紅子2)(好きな一句)
→「泣いてをり肘に西瓜の種をつけ」(中嶋鬼谷3)(特集492泣き鳴き俳句1)
→「品格を問われ叩かれ大西瓜」(行川行人1)(方法493擬人9)
→「指の先ほどの西瓜にすでに縞」(『でこぽん』2009)(中村阿昼1)(五体545指先4)
→「西瓜赤き三角童女の胸隠る」(野澤節子4)(色彩593赤34)
→「青空の音する西瓜買つてくる」(畑佳与2)(好きな一句)
→「月にかかる雲鮮かや西瓜畑」(吉岡禅寺洞3)↑
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