○色彩俳句596・鮮やか1・吉岡禅寺洞03・2022-08-16(火)
○「月にかかる雲鮮かや西瓜畑」(→吉岡禅寺洞03)
○季語(西瓜・初秋)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:初出の色彩の「鮮やか」。鮮やかな夕焼雲の奥に夕方の白い月が覗いている。西瓜畑もゆっくりと日暮を迎える。
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■Pickup「西瓜(初秋)の俳句」12句(2022-08-16)
→「冷えきりし西瓜の肌の雫かな」(「ホトトギス」192204)(池内たけし1)(五感50冷感5)
→「参道に転がつてゐる西瓜かな」(「河」)(いさ桜子2)(好きな一句)
→「某日の海峡をゆく西瓜かな」(『遠望』1984)(小泉八重子2)(好きな一句)
→「真二つに割れば霧立つ西瓜かな」(『山梔子』1924)(岩谷山梔子1)(次元295真二つ1)
→「途中まで切り途中から割る西瓜」(『浮游』2017)(鎌田透次360)(挿絵346)
→「大皿の西瓜揺らして運び来る」(庄子紅子2)(好きな一句)
→「泣いてをり肘に西瓜の種をつけ」(中嶋鬼谷3)(特集492泣き鳴き俳句1)
→「品格を問われ叩かれ大西瓜」(行川行人1)(方法493擬人9)
→「指の先ほどの西瓜にすでに縞」(『でこぽん』2009)(中村阿昼1)(五体545指先4)
→「西瓜赤き三角童女の胸隠る」(野澤節子4)(色彩593赤34)
→「青空の音する西瓜買つてくる」(畑佳与2)(好きな一句)
→「月にかかる雲鮮かや西瓜畑」(吉岡禅寺洞3)↑
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