俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●特集俳句428・学校俳句1-7遠足・栗林浩1・2019-04-26(金)
○「遠足の殿はまだ議事堂に」(栗林浩1)
○季語(遠足・晩春)【→特集俳句-索引1・索引2・検索3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:今回の遠足は国会議事堂の見学です。長い遠足の列の先頭は見学を終えて議事堂の建物から出てきていますが、最後尾(殿しんがり)はまだ撓んだまま議事堂の中です。
●栗林浩(くりばやしひろし)
○好きな一句「囀やナウマン象は石を脱ぐ」2
○季語(囀・三春)(「俳句界201403」より引用)
【Profile】:1938年北海道出身、神奈川県大和市在住。「握手」を経て、「街」「遊牧」「円錐」「小熊座」などに所属。第7回俳句界評論賞、第32回現代俳句協会評論賞佳作、第18回横浜俳話会大賞特別賞受賞。