俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○方法俳句427・同質因果18-46・瀬戸優理子1・2019-04-15(月)
○「春眠の象を横目に泳ぐ象」(瀬戸優理子1)
○季語(春眠・三春)(→「俳句四季201806」より引用)【→方法俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:ぐっすりと眠りこんでいる象を横目に元気に泳ぐ象。象の視界の中の象である。春のZOOの光景であろう。「10年で7つの動物園からゾウが姿を消した」という数年前の記事。掲句のような風景は日本の動物園では、近い将来見られなくなるのかも知れない。今日は「象供養の日」。
○瀬戸優理子(せとゆりこ)
○好きな一句「一族にはみ出さず居る夏座敷」2
○季語(夏座敷・三夏)(現代俳句新人賞平成27年度第33回受賞作品「微熱」30句中の1句)(→「現代俳句協会」より引用)
【Profile】:1972年東京都生まれ、北海道在住。「WA」「ペガサス」に参加。2014年第14回中北海道現代俳句賞、2015年度第33回現代俳句新人賞受賞。現代俳句協会会員。北海道俳句協会会員。
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瀬戸優理子掲載句
03秋茄子を割れば放心の白さ(秋茄子・仲秋)〈色彩494・白59〉2020/8/31