俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●色彩俳句425・心象色12・花田春兆1・2019-04-03(水)
○「石鹸玉海恋へば海の彩とも見ゆ」(花田春兆1)
○季語(石鹸玉・三春)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:虹の七色に変化しながら空を流れる石鹸玉。海を恋いながらストローを吹けば、石鹸玉は海の色を湛える。
●花田春兆(はなだしゅんちょう)(1925~2017)
○好きな一句「生くるべし炎天を航く車椅子」(『喜憂刻々』2009)2
○季語(炎天・晩夏)
【Profile】:大阪府出身。出生時の脳性麻痺で重度の運動、言語障害を持つ。1954年、→中村草田男の「萬緑」に入会、のち同人。同人誌「しののめ」を創刊し、執筆や研究、運動を通じて障害者問題への理解と啓発に尽力した。1994年度朝日社会福祉賞受賞。日本障害者協議会顧問。