俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●色彩俳句427・暗色6・宮紫暁1・2019-04-17(水)
○「水くらく菜の花白く日暮れたり」(宮紫暁1)
○季語(菜の花・晩春)(「日本名句集成(學燈社1991)」より引用)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:水の暗色と菜の花の白色の対比。そこに薄闇が訪れる。菜の花の光は、もはや黄色を超越して白色化しているのだ。
●宮紫暁(みやしぎょう)(1745~1806?)
○好きな一句「旅人や鐘に石打つ遅桜」(『松のそなた』)2
○季語(遅桜・晩春)(引用同上)
【Profile】:江戸時代中期~後期の俳人。京都の茶屋主人。→高井几董門。几董の春夜楼の別号を継承。