俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●次元俳句0328・裏(空間)09・茂惠一郎01・2017-04-23(日)

2017-04-23 04:56:00 | 次元俳句

○次元俳句0328・裏(空間)09・茂惠一郎01・2017-04-23(日)
○「うらに夜来る牡丹桜かな」(茂惠一郎01)
季語(牡丹桜・春) 「みきうらによるくるぼたんざくらかな」(「俳句200007」より引用)【→次元俳句-索引1索引2索引3 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:牡丹桜とは八重桜のこと。ソメイヨシノより遅れて咲く。その牡丹桜の幹の裏側から夜が来る。

 

茂惠一郎(しげりけいいちろう)(1931~2011)
○好きな一句「水槽を鮫の彎曲春の昼」(『雪座』2003)02
季語(春の昼) 「すいそうをさめのわんきょくはるのひる」(「角川俳句大歳時記・春」より引用)

【Profile】:東京神田生まれ。「口笛」の臼田投扇子に俳句を習う。1952年「ホトトギス」「玉藻」入会。翌年、→成瀬正俊に推薦され、→高浜虚子、→星野立子の「笹子会」に入会、→皆吉爽雨と出会う。1963年皆吉爽雨に師事、「雪解」入会。→井沢正江のあと1999年より「雪解」三代目主宰継承。2010年名誉主宰。

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