俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●方法俳句0327・比喩(直喩)=ごとく030・工藤玲音01・2017-04-21(金)

2017-04-21 04:56:00 | 方法俳句

○方法俳句0327・比喩(直喩)=ごとく030・工藤玲音01・2017-04-21(金)
○「龍の尾の如く俎上にアスパラガス」(工藤玲音01)
季語(アスパラガス・春) 「りゅうのおのごとくそじょうにあすぱらがす」(「俳句αあるふぁ2016年8-9月号」より引用)【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:やや固い根元を切り落とすためにアスパラガスは俎上にあります。その先端が龍の尾なのです。形状的にはアスパラガスは動物系。ブロッコリーは植物系。

 

工藤玲音(くどうれいん)
○好きな一句「まづ着替へるいつでもトマト捥げるやうに」02
季語(トマト・夏) 「まづきがへるいつでもとまともげるやうに」(引用同上)

【Profile】:1994年、岩手県出身。盛岡三高在学時、全国高等学校文芸コンクールの小説・詩・短歌三部門で優秀賞受賞。短歌甲子園団体戦優勝、第7回啄木・賢治のふるさと「岩手日報随筆賞」最優秀賞受賞。俳句は「樹氷」同人。→白濱一羊に師事。東北大学短歌会・ずんだ句会所属。

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