俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●次元俳句0325・早い(時間)01・杉山一転01・2017-04-02(日)

2017-04-02 04:56:00 | 次元俳句

○次元俳句0325・早い(時間)01・杉山一転01・2017-04-02(日)
○「蝙蝠のとぶ花の堤かな」(杉山一転01)
季語(花・春) 「こうもりのはやとぶはなのつつみかな」(「名句鑑賞辞典(角川書店2000)」より引用)【→次元俳句-索引1索引2索引3 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:夕方近くの桜の土手はまだ明るく、提灯も灯されていない。しかし、こんな時刻からすでに蝙蝠は活発に花の空をよぎっている。今回の次元は「早い時刻」。

 

杉山一転(すぎやまいってん)(1882~1921)
○好きな一句「はけどころなかりし秋の水いつか」(「ホトトギス」191911)02
季語(秋の水) 「はけどころなかりしあきのみずいつか」(引用同上)

【Profile】:大阪出身。→高浜虚子に師事。「ホトトギス」同人。

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