俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○五感俳句0326・感情010=恐怖01・千原叡子01・2017-04-10(月)
○「夜櫻にまじる裸木恐ろしく」(千原叡子01)
○季語(夜櫻・春) 「よざくらにまじるはだかぎおそろしく」(→「現代俳句データベース」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:満開の夜桜の並木。その中に数本の裸木がある。なぜこの木だけ桜の花びらが一輪だに咲かないのだろうか。裸木の周りの闇が濃く感じる。(遅れて咲く八重桜だったりもするのですが。)
●千原叡子(ちはらえいこ)(1930~2020)
○好きな一句「大辺路の小さな駅の初桜」02
○季語(初桜・春) 「おおへちのちいさなえきのはつざくら」(「俳句201402」より引用)
【Profile】:兵庫県出身。父はホトトギス俳人の→安積素顔。1945年、→高浜虚子の直接指導を受ける。同年ホトトギス初入選。ホトトギス同人。日本伝統俳句協会参与。1996年関西支部長。日本伝統俳句協会理事。(虚子の小説「椿子物語」ヒロインのモデルになった。)
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千原叡子掲載句
03蜜豆の赤豌豆の硬すぎる(蜜豆・三夏)〈五感439・質感=硬5〉2019/7/8