●次元俳句090・背後(空間)05・角川源義・2012-08-12
○「青水無月墓のうしろは甲斐の山」(→角川源義04)
季語(青水無月・夏)
同じ「墓石の裏」でも放哉の「→墓のうらに廻る」は、墓石の裏面近くの比較的狭い範囲を思わせますが、源義のこの句は墓石の背景の広大な甲斐の山々の連なりを詠んでいます。
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