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お気入俳人の俳句鑑賞します。
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■五体俳句661「暗闇の眼玉濡さず泳ぐなり」(『谷間の旗』1955)(鈴木六林男)

2024-08-14 04:56:00 | 五体俳句

○五体俳句661・眼玉1・鈴木六林男10・2024-08-14(水)
○「暗闇の眼玉濡さず泳ぐなり」(『谷間の旗』1955)(→鈴木六林男10)
○季語(泳ぐ・晩夏)(「名句鑑賞辞典(角川書店2000)」より引用)【→五体俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたくけせそてとにぬねのはひへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:五体の「眼」は13句を数えるが「眼玉」は初。泳ぐ人は眼を堅く瞑っている。瞼裏(まなうら)には暗闇が広がる。瞼裏は濡れることはない。それが頑(かたく)なな泳ぎ方なのである。


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