○五体俳句661・眼玉1・鈴木六林男10・2024-08-14(水)
○「暗闇の眼玉濡さず泳ぐなり」(『谷間の旗』1955)(→鈴木六林男10)
○季語(泳ぐ・晩夏)(「名句鑑賞辞典(角川書店2000)」より引用)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:五体の「眼」は13句を数えるが「眼玉」は初。泳ぐ人は眼を堅く瞑っている。瞼裏(まなうら)には暗闇が広がる。瞼裏は濡れることはない。それが頑(かたく)なな泳ぎ方なのである。
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