俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○方法俳句090・光の物質化04・落合水尾・2012-08-16
○「釘打ちて光のへこむ晩夏かな」(落合水尾01)
○季語(晩夏)
【鑑賞】:釘を板に打ち込みます。打ち込む釘の背の丸い光も金槌の音とともにへこんでいきます。釘を打ち込むということは釘の持つ光も打ち込まれるということです。
○落合水尾(おちあいすいび)
○好きな一句「冬かもめ還らぬものを沖といふ」02
○季語(冬かもめ・三冬)
【Profile】:1937年、埼玉県生まれ。19歳で→長谷川かな女に師事。長年高校教師を務め、1977年に俳誌「浮野」創刊主宰。
↓
落合水尾掲載句
03かまくらに身のさびしさを容れてみる(かまくら・新年)〈方法110・思考の物質化3〉2013/1/3