俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●特集俳句089・言葉=道08・酒井弘司・2012-08-10
○「寝ておれば家のなかまで秋の道」(酒井弘司01)
○季語(秋の道)
【鑑賞】:残暑が厳しくても、いつのまにか静かに秋は忍び寄ります。秋の道は夢の境界を突き抜けて、家の中まで続いています。
○酒井弘司(さかいこうじ)
○好きな一句:「白桃を吸い山国の空濡らす」02
○季語(白桃・秋)
【Profile】:1938年、長野県生まれ。高校時代から俳句をはじめ、1960年「寒雷」新人会に参加。1962年、→金子兜太主宰の「海程」創刊に同人参加。1969年、第5回「海程」賞受賞。1994年、俳誌「朱夏」創刊主宰。