Daniel Erlandsson : Drums
Christopher Amott ; Guitar
Michael Amott : Guitar
Johan Liiva : Vocals, Bass
Fredrik Nordstrom : Keyboards
1.Bury Me An Angel
2.Dark Insanity
3.Eureka
4.Idolatress
5.Cosmic Retribution
6.Demoniality
7.Transmigration Macabre
8.Time Capsule
9.Field Of Desolation
10.Losing Faith
11.The Ides Of March
12.Aces High
1996
スウェーデン出身のメロ・デス・バンド「アーク・エネミー」のデビュー作品です。メロデスの古典ですね。昔このバンドを軟弱メロデスと勘違いし、相手にしていなかったのですが、この作品だけはたまたま聞いて気に入ってしまいました。メタル界の重鎮アモット兄弟のプロジェクトとして始まりましたが、この頃はまだボーカルはオッサン、後に女性ボーカルに成りますが・・・獣でした。
1曲目 叩き付けるような凶暴なリズム、ギターのリフも攻撃的。ブルータルな導入部からキャッチーで超印象的なクサメロディーが炸裂する。ボーカルはデスと言うより酒焼け??それにしてもリズム隊が凄い。ドシャメシャ感が漂っていますが暴虐の限りと言った雰囲気が心地よい。最後の方でテンポが変わりゆったりと気怠く流れ泣きのギターも漂うメロデス特有の雰囲気に・・・個人的にはいらない場面です。クサメロが印象的すぎる名曲。
2曲目 リズム隊は変わらず暴虐の限りを尽くし、ギターも容赦のないリフ攻撃、ブルータルですねぇ。ボーカルパートは特になし。結構曲調がコロコロと展開するバンド、ギターパートは超絶、メロデス特有の甘さに走らないのが良いですね。素晴らしい。
3曲目 少し暴虐度の低いナンバー、ザクザクとしたギター、抑揚の無いボーカル、リズムは意外とタイト。曲の変化はやはり多い、いきなり違うパターンに乗り移る所はメイデン譲りか。ツインリードの掛け合いが聞き所。後半典型的なメロデスでお終い。
4曲目 これも入りはゆったりとした感じなのに直ぐにコロッとリズムが変化、リズム隊とギターの変拍子パートを挟みコロコロと曲が変化しますが・・・・纏まりがないなぁ・・・・全体に重味が有り暴虐性も段々と感じられてきますが。惜しい曲ですね、長い曲なのに無理無理変化させ過ぎ。
5曲目 暴虐っぽいナンバーですが、リズムがドシャメシャ過ぎて良く聞き取れない。それに変化が激しく一直線なブルータリティーとはなっていない。メロデスと言うよりは爆走する暴虐・スラッシュの様。所々決めのメロリフが登場しなければ立派なブルータル・スラッシュ。ギターパートの後のリズムは頂けない。美しいアコギも登場するし・・・なんじゃこりゃ。
6曲目 ゆったりと激重のリズム、ギターのリフも異様に禍々しい。テープコラージュも不気味に。で、そままお終い・・・・・なんじゃこりゃ。
7曲目 暴虐ナンバー、少しスットコスットコのリズムが笑いを誘います、ロールは転がりまくり凄いけれど。やはりリズム隊がキーですね、少しコミカルで明るめのリズムで暴虐しまくる様は、ある意味狂気にまみれているような雰囲気を感じます。ギターパートはやはり異世界、ただのメタルナンバーですね。リズムが意外と聞き所のナンバーでした。
8曲目 アコギの音色が美しく空間を流れ、泣きのエレキが切なげに漂う。そうそう曲としてのメリハリは大歓迎です。美しすぎるギターデュオ。
9曲目 ラストは少しゆったり感のある暴虐ナンバー、リズムもギターも少し気怠そうに、ギターのメロパートは相変わらず美しく。前半はメロパート以外は特徴がない・・・後半変化を持たせ盛り上がると思いきや、裏切られます。少しつまらない。
10曲目 ここからボーナスです。タイトなリズムに引きずる様なギター、直ぐに曲調が変化してボーカルパートに、確かにこのボーカルでは限界が見えているかな。ツインギターをメインとしてブルータリティーを売り物とした作品ですが、方向性が定まっていなかったのか?この曲もやはり中途半端。
11曲目 メイデンのカバー、希代の名曲です。アルバムではイントロと言うか導入部分といった感じでしたが・・・そこだけかい?元祖と比較すると当然ベースが軽い。
12曲目 メイデンのカバー、中期(ではない・・・初中期)の名盤から。ギターに関しては言うことはないのですが、曲全体からメイデン特有の鋼鉄のような重さが感じられません。でも大好きなんでしょうね、メイデンが。分かる分かる・・・私も大好き。
雨霰の如く降り注いでくる暴虐リズムが素晴らしい作品。ただ古典ですね、古さを感じてしまいました。
奇跡のような1曲目の印象が強すぎて、他の曲が霞みます。細かく聞いていると結構面白いのですが、メロパートや曲がコロコロと変化するのはブルータリティーとは合っていない感じです。暴虐の雰囲気に身を任せていると脈絡の無い曲変化とメロパートで腰砕け、メロディアスに身を委ねるにしては今時のメロデスとは違い今一つ物足りない。故に中途半端。
Christopher Amott ; Guitar
Michael Amott : Guitar
Johan Liiva : Vocals, Bass
Fredrik Nordstrom : Keyboards
1.Bury Me An Angel
2.Dark Insanity
3.Eureka
4.Idolatress
5.Cosmic Retribution
6.Demoniality
7.Transmigration Macabre
8.Time Capsule
9.Field Of Desolation
10.Losing Faith
11.The Ides Of March
12.Aces High
1996
スウェーデン出身のメロ・デス・バンド「アーク・エネミー」のデビュー作品です。メロデスの古典ですね。昔このバンドを軟弱メロデスと勘違いし、相手にしていなかったのですが、この作品だけはたまたま聞いて気に入ってしまいました。メタル界の重鎮アモット兄弟のプロジェクトとして始まりましたが、この頃はまだボーカルはオッサン、後に女性ボーカルに成りますが・・・獣でした。
1曲目 叩き付けるような凶暴なリズム、ギターのリフも攻撃的。ブルータルな導入部からキャッチーで超印象的なクサメロディーが炸裂する。ボーカルはデスと言うより酒焼け??それにしてもリズム隊が凄い。ドシャメシャ感が漂っていますが暴虐の限りと言った雰囲気が心地よい。最後の方でテンポが変わりゆったりと気怠く流れ泣きのギターも漂うメロデス特有の雰囲気に・・・個人的にはいらない場面です。クサメロが印象的すぎる名曲。
2曲目 リズム隊は変わらず暴虐の限りを尽くし、ギターも容赦のないリフ攻撃、ブルータルですねぇ。ボーカルパートは特になし。結構曲調がコロコロと展開するバンド、ギターパートは超絶、メロデス特有の甘さに走らないのが良いですね。素晴らしい。
3曲目 少し暴虐度の低いナンバー、ザクザクとしたギター、抑揚の無いボーカル、リズムは意外とタイト。曲の変化はやはり多い、いきなり違うパターンに乗り移る所はメイデン譲りか。ツインリードの掛け合いが聞き所。後半典型的なメロデスでお終い。
4曲目 これも入りはゆったりとした感じなのに直ぐにコロッとリズムが変化、リズム隊とギターの変拍子パートを挟みコロコロと曲が変化しますが・・・・纏まりがないなぁ・・・・全体に重味が有り暴虐性も段々と感じられてきますが。惜しい曲ですね、長い曲なのに無理無理変化させ過ぎ。
5曲目 暴虐っぽいナンバーですが、リズムがドシャメシャ過ぎて良く聞き取れない。それに変化が激しく一直線なブルータリティーとはなっていない。メロデスと言うよりは爆走する暴虐・スラッシュの様。所々決めのメロリフが登場しなければ立派なブルータル・スラッシュ。ギターパートの後のリズムは頂けない。美しいアコギも登場するし・・・なんじゃこりゃ。
6曲目 ゆったりと激重のリズム、ギターのリフも異様に禍々しい。テープコラージュも不気味に。で、そままお終い・・・・・なんじゃこりゃ。
7曲目 暴虐ナンバー、少しスットコスットコのリズムが笑いを誘います、ロールは転がりまくり凄いけれど。やはりリズム隊がキーですね、少しコミカルで明るめのリズムで暴虐しまくる様は、ある意味狂気にまみれているような雰囲気を感じます。ギターパートはやはり異世界、ただのメタルナンバーですね。リズムが意外と聞き所のナンバーでした。
8曲目 アコギの音色が美しく空間を流れ、泣きのエレキが切なげに漂う。そうそう曲としてのメリハリは大歓迎です。美しすぎるギターデュオ。
9曲目 ラストは少しゆったり感のある暴虐ナンバー、リズムもギターも少し気怠そうに、ギターのメロパートは相変わらず美しく。前半はメロパート以外は特徴がない・・・後半変化を持たせ盛り上がると思いきや、裏切られます。少しつまらない。
10曲目 ここからボーナスです。タイトなリズムに引きずる様なギター、直ぐに曲調が変化してボーカルパートに、確かにこのボーカルでは限界が見えているかな。ツインギターをメインとしてブルータリティーを売り物とした作品ですが、方向性が定まっていなかったのか?この曲もやはり中途半端。
11曲目 メイデンのカバー、希代の名曲です。アルバムではイントロと言うか導入部分といった感じでしたが・・・そこだけかい?元祖と比較すると当然ベースが軽い。
12曲目 メイデンのカバー、中期(ではない・・・初中期)の名盤から。ギターに関しては言うことはないのですが、曲全体からメイデン特有の鋼鉄のような重さが感じられません。でも大好きなんでしょうね、メイデンが。分かる分かる・・・私も大好き。
雨霰の如く降り注いでくる暴虐リズムが素晴らしい作品。ただ古典ですね、古さを感じてしまいました。
奇跡のような1曲目の印象が強すぎて、他の曲が霞みます。細かく聞いていると結構面白いのですが、メロパートや曲がコロコロと変化するのはブルータリティーとは合っていない感じです。暴虐の雰囲気に身を任せていると脈絡の無い曲変化とメロパートで腰砕け、メロディアスに身を委ねるにしては今時のメロデスとは違い今一つ物足りない。故に中途半端。
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