BUD POWELL: PIANO
PAUL CHAMBERS: BASS
ART TAYLOR: DRUMS
1.CLEOPATRA'S DREAM
2.DUID SEED
3.SOWN WITH IT
4.DANCELAND
5.BORDERICK
6.CROSSIN' THE CHANNEL
7.COMIN' UP
8.GETTIN' THRER
9.THE SCENE CHANGES
10.COMIN' UP (SLTERNATE TAKE)
1958 BLUE NOTE
全盛期を過ぎたバド・パウエルの名盤「ザ・シーン・チェンジズ(ジ・アメイジング・バド・パウエルVol.5)」です。「クレオパトラの夢」があまりにも有名な作品ですね。CMでも流れていたように記憶していますが、ジャズの普及には欠かせない曲といったところでしょうか・・・
1曲目。いきなり聞き手を魅了する素敵なテーマ、まさに名曲です。アドリブに入っても素敵な雰囲気を保ちつつ演奏が続きます。多少左手が単調ですか。右手と左手のユニゾンとなりテーマと同じ雰囲気が味わえます。この曲の魅力はユニゾンにあったのですね。忘れてはいけないドラムとベースの活躍も大変素晴らしい。
2曲目。マイナー調の淡々とした演奏です。落ち着いたテーマからソロに入りゆったりとした演奏が続きます。若い頃のテクニカルな演奏に比べ円熟味を増した懐の深い演奏と言ったところでしょうか・・・・よく言えば。音の選び方にはパウエルらしさがあります。
3曲目。これまたマイナー調のアップテンポの曲です。全盛期に比べると鬼気迫る早さはありませんが、結構な頑張りを見せているのではないでしょうか。リズム隊がノリノリの素敵な演奏ですね。アルコですね、地を這いずっている様な典型的な演奏です。ドラムソロ、短いけれども素敵です。
4曲目。前の曲がテンポダウンしたようなイントロ・・・この人は間奏が素晴らしい。ソロはまあまあでしょうか。アイデアは豊富ですが・・・少し退屈。
5曲目。楽しげな雰囲気の曲です。ラグタイム風で演奏自体は単調ですが、効果的なメロディーが大変素敵な曲ですね。パウエルにしては珍しい・・・タッチを味わいましょう。
6曲目。アップテンポ・・・テーマは普通・・・アドリブもまあまあ・・・曲構成はいつも通りちゃんと盛り上げるようになっていますので、後半はOKです。
7曲目。イントロのタムとベースで曲がわかってしまいますね。落ち着いた素敵なテーマです。ソロに入ってもリズム隊は雰囲気をキープしています。ピアノもコードの響きを重視した演奏で雰囲気タップリに・・・面白い曲ですね。この演奏、以外と気に入ってしまいました。単調な長い演奏ですが・・・何故か飽きが来ません。
8曲目。魅力的なテーマですね。ミディアムテンポのマイナー調の曲です。ソロはバド・パウエルの影響を受けたミュージシャンが弾いているような(パウエル風と言う感じの・・・意味わかりますか)今(と言ってもかなり昔・・)風の演奏でしょうかね。何言いたいのかわからなくなってますね。
9曲目。タイトル曲です、テーマは今一。アドリブもまあこんなものでしょうか。アルコも普通・・・・単調なドラムソロ・・・印象薄いなぁ・・・
10曲目、7曲目の別テイク。ポコポコと響き渡るタム、タムの音程に合わせたベース。この手の曲は本来なら嫌いなタイプなのですがこの曲は何故か気に入ってしまいました。ソロの展開がかなり違っています。アイデアは枯渇していない証拠ですね。
全盛期と比べてテクニックの面での衰えは仕方のないことですね。右手の速度と左手のコードに衰えが・・・右左のユニゾンを多用した工夫の見られる曲が多かったように感じました。衰えても天才バド・パウエル。
PAUL CHAMBERS: BASS
ART TAYLOR: DRUMS
1.CLEOPATRA'S DREAM
2.DUID SEED
3.SOWN WITH IT
4.DANCELAND
5.BORDERICK
6.CROSSIN' THE CHANNEL
7.COMIN' UP
8.GETTIN' THRER
9.THE SCENE CHANGES
10.COMIN' UP (SLTERNATE TAKE)
1958 BLUE NOTE
全盛期を過ぎたバド・パウエルの名盤「ザ・シーン・チェンジズ(ジ・アメイジング・バド・パウエルVol.5)」です。「クレオパトラの夢」があまりにも有名な作品ですね。CMでも流れていたように記憶していますが、ジャズの普及には欠かせない曲といったところでしょうか・・・
1曲目。いきなり聞き手を魅了する素敵なテーマ、まさに名曲です。アドリブに入っても素敵な雰囲気を保ちつつ演奏が続きます。多少左手が単調ですか。右手と左手のユニゾンとなりテーマと同じ雰囲気が味わえます。この曲の魅力はユニゾンにあったのですね。忘れてはいけないドラムとベースの活躍も大変素晴らしい。
2曲目。マイナー調の淡々とした演奏です。落ち着いたテーマからソロに入りゆったりとした演奏が続きます。若い頃のテクニカルな演奏に比べ円熟味を増した懐の深い演奏と言ったところでしょうか・・・・よく言えば。音の選び方にはパウエルらしさがあります。
3曲目。これまたマイナー調のアップテンポの曲です。全盛期に比べると鬼気迫る早さはありませんが、結構な頑張りを見せているのではないでしょうか。リズム隊がノリノリの素敵な演奏ですね。アルコですね、地を這いずっている様な典型的な演奏です。ドラムソロ、短いけれども素敵です。
4曲目。前の曲がテンポダウンしたようなイントロ・・・この人は間奏が素晴らしい。ソロはまあまあでしょうか。アイデアは豊富ですが・・・少し退屈。
5曲目。楽しげな雰囲気の曲です。ラグタイム風で演奏自体は単調ですが、効果的なメロディーが大変素敵な曲ですね。パウエルにしては珍しい・・・タッチを味わいましょう。
6曲目。アップテンポ・・・テーマは普通・・・アドリブもまあまあ・・・曲構成はいつも通りちゃんと盛り上げるようになっていますので、後半はOKです。
7曲目。イントロのタムとベースで曲がわかってしまいますね。落ち着いた素敵なテーマです。ソロに入ってもリズム隊は雰囲気をキープしています。ピアノもコードの響きを重視した演奏で雰囲気タップリに・・・面白い曲ですね。この演奏、以外と気に入ってしまいました。単調な長い演奏ですが・・・何故か飽きが来ません。
8曲目。魅力的なテーマですね。ミディアムテンポのマイナー調の曲です。ソロはバド・パウエルの影響を受けたミュージシャンが弾いているような(パウエル風と言う感じの・・・意味わかりますか)今(と言ってもかなり昔・・)風の演奏でしょうかね。何言いたいのかわからなくなってますね。
9曲目。タイトル曲です、テーマは今一。アドリブもまあこんなものでしょうか。アルコも普通・・・・単調なドラムソロ・・・印象薄いなぁ・・・
10曲目、7曲目の別テイク。ポコポコと響き渡るタム、タムの音程に合わせたベース。この手の曲は本来なら嫌いなタイプなのですがこの曲は何故か気に入ってしまいました。ソロの展開がかなり違っています。アイデアは枯渇していない証拠ですね。
全盛期と比べてテクニックの面での衰えは仕方のないことですね。右手の速度と左手のコードに衰えが・・・右左のユニゾンを多用した工夫の見られる曲が多かったように感じました。衰えても天才バド・パウエル。
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