持っているはずのCDが見つからずやむなくダウンロード版を再購入することがたまにある。「ディキシーチキン」や「プレゼンス」なんかがそうなのだがこのズボラさが生む無駄遣いにあらたな仲間入りをしたのがベックの「オーディレイ」である。
ここ何年か思い出すたびに探していたのだが見つからずグラミー受賞で過去のアルバムを聴きたくなりついに購入に踏み切った。同じアルバムを再度買うのには抵抗があったのだが未発表曲が追加されたデラックス版なるものがあったので自分なりに折り合いはついたのであった。
ほんとうに久しぶりに聴く「デビルズヘアカット」や「ニューポリューション」なわけだがもいまでも十分新鮮なことに驚かされる。一周回っちゃったってことかな。
[最優秀アルバムはビヨンセが受賞するべきだった」というカニエウェストのコメントに「ぼくもそう思う」って言っちゃうベックがスキ。
Odelayを買ったので「持ってるはずなのに見つからないから買っちゃおうか」アルバムの筆頭はScrtti Polittiの[アノミー&ボノミー]となった。ダウンロード版はなく中古盤しかないようなのでもうちょっと探してみようかと思っている。
[アノミー&ボノミー]は中身の印象はあまりないのだが帯に書いてあった「君はあの頃の青い自分を覚えてる?」というやたら恥ずかしいキャッチコピーが忘れられない。