エッセイ的な何か

エッセイ的な「何か」です。
エッセイなのかコラムなのかダイアリーなのか自分でもよく分かりませんが「何か」です(笑)

犯行予告収集サイト「予告.in」が0億円・2時間で出来ちゃった件

2008-06-14 | 世の中の出来事

俺はいわゆる「IT関連」の職業に就いているわけではないし、PCに関しては、ブログやネットサーフィン等はしてますけど、プログラミング等に関しての専門的な知識は皆無です。

そういう方面に関しては全くの素人なので、
「新たなシステム構築には多額の資金が必要となります」
なんて言われると、「そうなのか」というより他無いのですけれど、でも、それにしても「開発費数億円」なんて金額を目にする度に
「いくらなんでも金掛かりすぎなんじゃね?どこにそんなに金がかかるんだ?」
と思う気持ちはありました。
そりゃ、何にしたって新たなものを創造するには資金は必要になるのでしょうが、「億」という単位は、そんな生やさしい単位ではないぞ・・・と。

いや、もちろん俺は全くの素人ですので、そうではあっても
「う~ん、でもやっぱりそれだけ金が掛かるものなんだろうなあ」
と最終的にはそれで納得するしか無かったわけですけど、そこで今回のこのニュース

犯行予告収集サイト「予告.in」公開 「0億円、2時間で作った」 - ITmedia News 
犯行予告収集サイト「予告.in」公開 「0億円、2時間で作った」(ITmediaニュース) - Yahoo!ニュース 

・・・なんだよ、出来るんじゃん。
しかも億どころか、「一人で2時間で作りました」って。

もちろん、この事例だけを持って、世の中の全ての「システム構築」なるものが「実は簡単に出来るんだろう?」なんて言うつもりはありません。実際に多大な費用と人材を必要とするシステム開発だってあるでしょう。
ただ、今回のこのニュースの一件。政府はこれに数億円の予算を計上する予定だとか?
だとしたら・・・・ねぇ?

日本の政府が、いかにネット関連やプログラミング、システム構築等の分野に関しては弱いか?ってのが浮き彫りになった事例でしたね、これは。
もし、これに数億の予算がそのまま計上されて、その通りに運用されたら、一人で2時間で作れるようなシステムに対して数億円がつぎ込まれるわけで、それこそ税金の無駄遣い意外のなにものでも無いですよね。