gooブログを使っている人ならばご存じかと思いますが、編集画面の下の方に「トレンドランキング」という欄があります。
まあ、要するに「今話題になっているネタランキング」とでも言うのでしょうか？
毎回、なにげに目を通してますが、一位は脳内メーカー。まあこれはここ最近ずっと首位ですね。
で、今回のトレンドランキングを見てちょっと気になった事
３位と４位で取り上げているネタ。
今全国的にもニュースになっている京都の父親殺人事件に関する話題。
で、なんでもその影響でアニメが放送中止になるらしい。
って、その放送中止になるってアニメは全然知らないものだし、元々見てないし、見る予定もないし、というかそれ自体には対して興味は無いのですが・・・問題はそこじゃなくて
「なんでそんなことで中止になるんだ？バカじゃねーの？」
と言うことです。
トレンドランキングからニュースを読んでみたら、放送中止になるアニメは何でも斧だか刃物だかを持った少女がその凶器を使って人を殺すシーンがあるとか・・・でも、「そんなの関係ねえ～」でしょ？物語は物語だし、それはそういう作品なんでしょ？「それに影響を受けて殺人を起こした」なんて考えに偏る方がどうかしてると思う。
ホラーやスプラッタなんて作品は今に始まった事じゃなくて、何年も前から何作もあるはずですし。
普通の人間であればやって良いこと悪いことの区別は付くはずだし、そこで区別の付けられないような人間はそれこそ精神異常者であって、そう言う人間に対して対策を取りたいならもっと根本的な対策が必要だろうし、どのみち「そもそも物語を見せない」なんてのは、小手先だけの表面的ななんの解決策でも無いと思う。
そして、それによって奪われる表現の自由とか、それを娯楽として享受している（娯楽として享受できる）人間にとってはもの凄い迷惑なことだと思う。そっちの方が社会的損失が大きいというか、俺はその中止になるアニメ自体はどうでも良いけど（と言うかそもそも知らないけど）、今後映画とかドラマとか小説とか漫画とか、俺が「見たい」と思う作品に、こういう流れが影響を及ぼしていくような事になると嫌だなあと感じました。
なんというか、単純に「こういう事件があったから、こういう物語は中止」という短絡的な思考が、本当に「あさはか」だなあ～と。
というか、だったら「名探偵コナン」も放送できなくなるのだろうか？（笑）