エッセイ的な何か

エッセイ的な「何か」です。
エッセイなのかコラムなのかダイアリーなのか自分でもよく分かりませんが「何か」です(笑)

女子大生6人フィレンツェの大聖堂に落書き・・・バカの見本

2008-06-25 | 世の中の出来事

本日のgooトレンドランキング1位の話題。
今回はかなり毒舌です。予め宣言。自分自身でもきついこと書いたかな?と思いましたが、あまりにも酷いなあと思ったので敢えて書かせてもらいました。

岐阜市立女子短大生6人、フィレンツェの大聖堂壁に落書き(読売新聞)

なんというかもうまさに「あきれて物も言えない」って話題ですけど、なに考えてるんでしょうね本当に。
短大生だと、20歳になるかならないかって所ですか?辛うじて未成年ではあるかもしれませんが、それでも高校を卒業して大学生でしょ?18歳以上ともなれば、少なくともこのくらいの分別はつかないものかな?いや、このくらいの分別はつけてもらわないと困りますよね本当に。

ちょっと言葉が汚いかもしれないけど、こいつらバカですよ。本当に。もうどうしようもなく、正真正銘の。
ブログでこうして「バカ呼ばわり」する事は良いことだとは言えないだろうし、批判も受けるかもしれないけど、ここでは敢えて言わせてもらいたい。こいつらバカだ。もう、どうしようもない。
というかね、本当に頭に来る。今回の記事を読んで俺は怒りすら覚えましたよ。
こいつらはバカと呼ばれても仕方ない。それだけ、とんでもないことをしでかしたと思う。

自分のやったことを自分自身で被れば済む問題ならば、俺だってここまで怒りは覚えないだろうし、そこまで強く言いたくもない。
だけど、これ、こいつらだけの問題じゃ無いですよ。こういう一部のバカのせいで日本人観光客全体が「こんなどうしようもないことをする国民」だと思われてしまうじゃないですか。最低限のマナーすら知らない、単なるガキのような奴らだなと。
そして、こんな事をするんだから、そう思われても仕方がないのが哀しいところ。
こういう一部のバカの、常識の欠如した考えられないような稚拙な行為のせいで、日本人全体のイメージダウンになってしまうのだからもう本当に、「頼むから、もうお前らどこへも行くな」ってさえ言いたくなってしまいますね。

「人間誰にだって間違いはあるし失敗だってある」
それはそう。その通り。俺自分自身もいつどこでどんな失敗をするか分からない。
ただ、今回の件はあまりにも酷い。ちょっとした過失なんてものじゃないし、ちょっとした間違いや失敗だなんてレベルの話じゃありません。
俺だって人間、間違いや失敗はするかもしれませんが、少なくともこんな間違いだけは絶対にしません。しない自身があります・・・というか、これはやっちゃ駄目です。ごく普通の常識を持っているなら、言われるまでもないこと。こんなことするという発想自体そもそも出てきませんよ。世界遺産に落書きって・・・・・・
落書きした理由も凄いですね「気分が高揚して書いてしまった」。だからお前らいったい何歳になったんだよ。幼稚園児かっての。

バカな人は嫌いです。
バカというのは、勉強が出来ないとか、知識に乏しいとかそういうのじゃありません。こういう人の事を言うんです。
本当に、あまりにも酷いですねこれは。恥ずかしすぎる。
「幼稚園児が世界遺産に落書きしちゃった」って話なら、まだ分からなくも無いですけどね。

P・S
念のため。
時事ネタをこのブログで取り扱うにあたっての前提事項


朝日新聞の「鳩山法相を死に神発言」問題について

2008-06-23 | 世の中の出来事
最近、色々と突っ込みを入れたいネタが多いですね。
これも、すでにちょっと遅れちゃった感がありますけど、鳩山法相の死刑執行に関して朝日新聞が「素粒子」欄で「死に神」発言した問題。
これについても、「おお、色々と言いたいことあるぞ!」と思って、いざ記事を書こうと思ったら・・・すでにこんな記事が

鳩山法相は、「死に神」なのだろうか弁護士川原俊明のブログ

これと、そしてこれ

弁護士の役割は・・弁護士川原俊明のブログ

う~む。またしても「言いたいことが全てすでに言われちゃった」という状況でした。
前回の

必要なのは「バカにルールを合わせない」こと

に続き、「すでに言われちゃったシリーズ」第二段ですよ(笑)

まあ、とは言ってもこの川原俊明弁護士ほど、理路整然とした文章で記事にする事は出来なかったでしょうけれど、言いたいことの内容としては俺もほぼ同じでした。
死刑がすでに確定した死刑囚の、刑を執行しただけです。そこには何の問題もありませんし、批判するのは筋違いも良いところ。
死刑廃止論やら、判決に疑問が有るという話なら、裁判の時点で、そして法律問題として取り上げるべき問題でしょう。繰り返しますが、すでに刑が確定した死刑囚の死刑執行をした事を批判するのは全くの筋違い。
まあ、これは川原弁護士が、ご自身のブログ記事内で書かれてますけどね。

で、今回のこの鳩山法相を死に神呼ばわり問題自体とはちょっと逸れる部分だけど、川原弁護士のブログ記事の中から、良いなと思ったフレーズ

『刑事事件における弁護士の仕事は、適切な量刑を求めることであり、被告人の量刑が単に軽くなればいい、と考えるのは間違っています。
そんな勘違いしている弁護士の多いことも問題です。』

うんうん。全く、そのとおり!!
川原俊明弁護士・・・凄いな、こんな弁護士もいたんだなあ。
この記事を読んで、この人は凄いなあと思いました。
という、結局今回はどちらかというと、川原弁護士をべた褒めする・・・な内容の記事でしたね(笑)

本当に4兆円も増えるのか?

2008-06-22 | 世の中の出来事

前回の

非喫煙者に「消費税率アップの是非」を問うてみろ!

の記事でたばこ税増税の話題をネタにしましたが、それに関連して今回

たばこ1000円、4兆円の税増収=日本学術会議が試算(時事通信) - goo ニュース

こんなニュースを目にしたので、ついでにちょっとこれについて書いてみようかな?と思いました。
というのも、この「たばこを値上げした場合」については、俺もつい最近の飲み会で友人と語ったばかりだったからです。
その友人は「一箱1000になったらタバコやめる。むしろ値上げしてくれないかな?やめるキッカケになる」なんて話をしてました。
そして、値段を上げたからって税収は増えないでしょ?むしろタバコをやめる人が一気に増えて、逆に税収は減るんじゃないか?ってのが俺らの結論です。
その友人曰く

「一本50円って、どんなブランド物の葉巻だよ!!」

と言うことだそうです。バカバカしくてやってられないとのこと。
俺は元々タバコは吸わないけど、「だよなあ~」って思いましたよ。

で、今回取り上げたニュース記事では

『価格が600円になるよう税率を上げた場合、喫煙人口は現在の3600万人から3300万人に、たばこ消費量は2700億本から1850億本にそれぞれ減少する一方、現在2兆2000億円の税収は4兆3400億円に増加。価格を1000円にすれば、喫煙人口は3100万人、消費量は1440億本に減るが、税収は6兆2600億円に増えるという。』

って事ですが、何を根拠にした試算だよそれ。
600円にした場合ってのは、要するに値段を倍にした場合ですね。
「3600万人から3300万人」「2700億本から1850億本」
値段倍にしておいて、その程度の減少で済むと思う?本当に?なんだか見通し甘くないか?
1000円にした場合
「3600万人から3100万人」
って、だから何を基準にしてるんだよ?3倍以上に値段跳ね上げて500万人程度の減少で済むと?
それで、「4兆円も税収アップするぜ!美味いなあ」って?

都合の良い、甘い見通しだなあ・・・と思ったのですが、どんなもんでしょうか?


非喫煙者に「消費税率アップの是非」を問うてみろ!

2008-06-19 | 世の中の出来事

今日のgooのトレンドランキング4位にこんな記事が

たばこ増税 49%が賛成-産経新聞

あ、そうそう。とりあえず時事ネタには
時事ネタをこのブログで取り扱うにあたっての前提事項
これを。

で、本題に入ります。
まず俺は非喫煙者です。「嫌煙者」とまでは言わないけれど、タバコは吸いません。
そう言う立場からこの記事を書きます。敢えてこの立場を最初にここでハッキリと提示しておきます。
で、このニュースのこの部分

『1箱1000円への増税については、「喫煙者」は「反対」が72・6%で、「賛成」の22・0を大幅に上回った。一方、「非喫煙者」は「賛成」が58・3%と半数を超えたが、「反対」も31・3%だった。』

を読んで、正直イラっと来ました。
>「喫煙者」は「反対」が72・6%で、「賛成」の22・0を大幅に上回った
まあ、当然ですね。喫煙者がたばこの増税を反対するのは自然な流れです。それよりも
>「非喫煙者」は「賛成」が58・3%と半数を超えたが
この部分。ここ、頭にくるな~ホント。
何にイラつくって
「自分は吸わないから関係ない。だからたばこ税上げればいいじゃん。賛成!」
というこれ。これがホントにイラつく。
もちろん、賛成の全ての人がそういう考えじゃないかもしれないけど、喫煙者の7割が反対で、非喫煙者の約6割が賛成という結果はそれを表していると言うことに他ならないでしょ?
これが「消費税率引き上げ問題」だとしても同じ結果になったか?と言うと、絶対に同じ結果にはならないと思う。非喫煙者の約6割の中には「自分は吸わないし関係ないから」という意志が少なからず絶対に入っていると思う。
今回質問した「非喫煙者」に最初から「消費税率アップについて」と聞いたとしたら、俺は絶対に賛成がこの58.3%よりは下だと思う。

で、税金って例えばガソリン税も同じなんだけど、ガソリンを使う人からだけとか、タバコを吸う人からだけとか、こういう有る一定の人からだけ徴収するというのは、どう考えたって不公平でしょ?そこが納得出来ない。
ガソリン税も道路の財源として使われるならまだ分かる。今までは不祥事が絡んでまともに使われなかった部分も大きいとか問題になったけど、それは腐った政治屋の問題であって、税金の使われ方という面で見れば、やっぱりガソリン税として取ったのだから道路に使うのが理屈としては通っていると思う。
それを今は一般財源化?たばこ税も同じだけど、喫煙者の為だけに使うか?と言うと絶対に違うでしょ?たばこ税の行き先は。
結局徴収した税金は、公共全般に使われるわけです・・だったら、有る特定の人達からばかり増税したりするのは、やっぱりおかしいと俺は思うんです。
で、それを「自分は吸わないから、自分に関係ない所で増税するならかまわないよ」という、この考え方。これがもう大ッ嫌いで・・・。

今回たまたま、自分も吸わない「たばこ」がやり玉に挙げられただけで、これが通るということは、次にいつ自分の好きな嗜好品やそういった物に跳ね返ってくるかわかならいと言うことですよ。
俺は、今回は非喫煙者だから、もし増税になっても俺個人としては影響ないけど、でもこれは嫌な流れだと思いました。
どうしても税収が必要で、どこかに増税しなければならないと言うので有れば、もっと公平な増税をして欲しいとも思う。そうでないと明らかに不公平だ。
消費税UPの方がまだ公平ですね。公平性という面で言えば。増税は、そりゃ嫌ですけど、ただこういう不公平な増税はもっと納得いかない。

「じゃあガソリン使わなければいい」「タバコ吸わなければいい」なんて議論は論外。
誰にだって嗜好品はあるだろうし、好きなことや好きな物はあるでしょう。
それにガソリン等は好き嫌いだけじゃない、生活に密接に関わることでもあります。

ある一定の人からだけ徴収して、その人達の為じゃなくて全体に使うというならば、それは不公平だと言うこと。だから徴収も公平なものを望むということ。
そして、「自分は関係ないから」という心理で安易に「賛成」って言ってる非喫煙者にもイラっとした・・・と言う事が、今回このニュースを読んで思ったことです。


犯行予告収集サイト「予告.in」が0億円・2時間で出来ちゃった件

2008-06-14 | 世の中の出来事

俺はいわゆる「IT関連」の職業に就いているわけではないし、PCに関しては、ブログやネットサーフィン等はしてますけど、プログラミング等に関しての専門的な知識は皆無です。

そういう方面に関しては全くの素人なので、
「新たなシステム構築には多額の資金が必要となります」
なんて言われると、「そうなのか」というより他無いのですけれど、でも、それにしても「開発費数億円」なんて金額を目にする度に
「いくらなんでも金掛かりすぎなんじゃね?どこにそんなに金がかかるんだ?」
と思う気持ちはありました。
そりゃ、何にしたって新たなものを創造するには資金は必要になるのでしょうが、「億」という単位は、そんな生やさしい単位ではないぞ・・・と。

いや、もちろん俺は全くの素人ですので、そうではあっても
「う~ん、でもやっぱりそれだけ金が掛かるものなんだろうなあ」
と最終的にはそれで納得するしか無かったわけですけど、そこで今回のこのニュース

犯行予告収集サイト「予告.in」公開 「0億円、2時間で作った」 - ITmedia News 
犯行予告収集サイト「予告.in」公開 「0億円、2時間で作った」(ITmediaニュース) - Yahoo!ニュース 

・・・なんだよ、出来るんじゃん。
しかも億どころか、「一人で2時間で作りました」って。

もちろん、この事例だけを持って、世の中の全ての「システム構築」なるものが「実は簡単に出来るんだろう?」なんて言うつもりはありません。実際に多大な費用と人材を必要とするシステム開発だってあるでしょう。
ただ、今回のこのニュースの一件。政府はこれに数億円の予算を計上する予定だとか?
だとしたら・・・・ねぇ?

日本の政府が、いかにネット関連やプログラミング、システム構築等の分野に関しては弱いか?ってのが浮き彫りになった事例でしたね、これは。
もし、これに数億の予算がそのまま計上されて、その通りに運用されたら、一人で2時間で作れるようなシステムに対して数億円がつぎ込まれるわけで、それこそ税金の無駄遣い意外のなにものでも無いですよね。


少子化問題で思う戯言的なあれやこれ

2008-05-07 | 世の中の出来事

とりあずこれ

時事ネタをこのブログで取り扱うにあたっての前提事項

で、本題へ。

こんなニュースを発見しました。

<子どもの数>13万人減1725万人 最低を更新--27年連続減少(毎日新聞)
子どもの数、27年連続減少 過去最少を更新、人口比も低下(共同通信)
子供過去最少1725万人 総人口の13・5% 世界最低水準(産経新聞)
子どもの数、27年連続減る 15歳未満1725万人(朝日新聞)
子どもの数、1725万人=21年連続で過去最低更新-総務省(時事通信社)

どうやら、日本の少子化の進行具合は世界でもトップレベルみたいですね。
でも、地球規模で本当に最も根本的な環境対策という視点から考えると、エネルギー問題を解決しない限り、少子化こそが、人口の減少こそが、一番の方法だろうなあと俺は思ってるんですけどね。
というのは以前も

少子化問題?

という記事で書きましたが。

確かに少子化が進むと、差し迫って目先の生活に関して様々な問題が生じて来ますね。
それは少子化なんて全く想像もしていないで、そういうのを前提から度外視して作られた社会制度によるものなんですけれど、このまま人口増加率が減り続ける一方で今の制度のまま行くとすると、確かに日本という国自体の存続が危うくなるかもしれませんね。
でも、それはあくまで人間サイドの社会制度維持の為の都合。

地球環境という視点でみれば、とにかくもう人が増えすぎ。むしろ減少に向かうべき。
でも減少と言っても殺して減らすわけにもいかないし・・・だとしたら、今の日本のように自然に減少に向かう傾向は、地球環境という視点で見ればウェルカムな状況だなあ・・・と個人的には思ったりしないでもないんですが。
とは言っても、地球環境と言っても、それも結局は「人間の都合」と一緒ですね。
人間にとっての地球環境ですもんね。
だったら、地球環境がぐちゃぐちゃになろうが、社会制度がぐちゃぐちゃになろうが、人間としてはどっちとしても嫌なことに違いは無くて・・・・う~ん、結局増えても駄目だし減っても駄目か。

増えれば将来的に地球のキャパシティを越えてしまって、長期的に見て地球規模で駄目になりそうなんだけど、減れば社会制度が崩壊しそう。
今の状況を簡単に言えば
「社会制度崩壊の危機の方が目先にあるもんだから、取り敢えずこっちを問題視して人口を増やす方向で頑張ろう。地球はまだ大丈夫だろう。先のことだし、とりあえず今はエコを推進する位で良いんじゃね?どうせかなり先の話だし」
という感じだろうか?

・・・と、言うことを「少子化問題」という言葉を聞く度、そういうニュースを読むたびに思っちゃうんですよね。

どうすりゃ解決するんだろう?
・人口が減少に転じても大丈夫な社会制度。
・人口が増え続けてもカバーできるエネルギー技術と環境保全・維持技術の確立。
う~ん。難しいですね~。
これを具体的に達成出来る凄い人へ。「助けて凄い人!」(笑)
いや、笑い事じゃないんですけどね。


「後がない状況」になってから言うのは卑怯だと思う

2008-05-03 | 世の中の出来事
とりあえずこれ。
時事ネタをこのブログで取り扱うにあたっての前提事項

で、ついに上がっちゃいましたねガソリンの値段。
「暫定税率復活」ですか。もはや「暫定」でもなんでも無いんですけどね。

gooのニュース畑発の次の記事

消費者はなぜ「暫定税率復活」に反対するのか

を読んで感じたことをいくつか。

『消費者としては「ガソリン価格は安いほうがいい」のは当然のことですが、暫定税率復活の反対理由として、「価格」を挙げた方は意外にもほとんどいませんでした。圧倒的多数を占めた反対意見で挙げられたのは「国民無視」、つまり暫定税率復活の政治的な手続きだけが進んでいくことへの不満と不信、怒りでした。』

とのことですが、確かにそういう側面はありますね。。
俺も、「安いに越したことは無いし確かに安い方が良い」とは当然に思っていますが、それ以外の部分で暫定税率復活は反対ですから。

無駄遣いも確かに許せないんだけど、俺の場合はこの暫定税率でも年金問題でもそうだけど、
「実際にそれが無くなるとやっていけないような状況」
を作り上げてしまってから、それを楯にして
「そんなこと言ったって金が無いんだからしょうがないだろう!」
という、いわば「開き直り」のこの方法って本当に卑怯だと思うんですよね。
俺はその点が一番気にくわないところだし、こんなやり方は許せない。筋が通ってないし、断固反対。

元々「暫定」の名前の通り、本当に一時的にしょうがないので応急処置的に設置された税率だったはず。
と言うことは、これは当然に廃止されうることが前提のものだし、本来「無かった物」として考えなければならない物だったはず。
それを、ずるずるずるずると引っ張って、なし崩し的に「無ければならない物、これがあって当然」という物にしてしまった。
暫定で始めたものを、甘い見通しと甘い考えでそう言う風に無策で場当たり的な政策を実行してきたのは政府なのに、今度は今になって
「そんな事言ったって、金が無いんだからしょうがないだろう」
という態度。
これじゃあ、どう考えたって筋が通らないでしょう。俺そういうの大嫌い。人間でもそういう人間は大嫌いだ。

でも、確かに金が無いことにはどうしようもない、結局どっかから持ってこなければならない、だからどうしても必要になる。・・・・そこは分かる。分かるけど俺が言いたいのは
「そういう状況を作ってしまってから、それを背景にそんなことを言うのは卑怯だ」
と言うこと。
これは、このガソリンの暫定税率に限ったことではなくて、世の中の全ての事に当てはまると思うんだけど、簡単に言えば金を借りておいて返せなくなって「返したくたって無いもんはしょうがないだろう?」的なこれ。
これってさ、絶対にやっちゃあいけないことだと思うんですよね。これをやる人間は最低です。だって、そうやって言われたら泣き寝入りするしか無いんだから。
これをやる人間は俺は絶対に信用できませんし、やっぱり最低だなあと思います。
だからこそ、この手の約束事って、絶対にそんな事態にならないように特に気をつけなければならない事だと思うんです。

それを、ましてや国がこんなことやってるんですから・・・・
それに元々二重課税ってのもおかしいし、納得できないし、さらにこれを一般財源化?車を使用する人だけ負担が増えるってどう考えても不公平だし、そこも納得できない。

ほんと、ヤレヤレです。


あ、話は変わりますが
「○○は何故○○に反対するのか」
という文句って、なんだか「反対することが悪い」と責めているようなニュアンスが混じる言葉ですよね。
今回取り上げたリンク先の記事は、実際には言葉通り「理由」そのものを訪ねていただけの記事だったんですけど、タイトルだけ見ると誤解されそうなタイトルだなあと思ったと同時に、こういう言葉の使い回しは慎重に考えてから使おうと思いました。

「入学金未納の生徒を入学式に出席させない」問題について思ったこと

2008-04-14 | 世の中の出来事

今回は時事ネタです。

時事ネタをこのブログで取り扱うにあたっての前提事項

↑こちらの前提で、記事を書きますので参考までに。

最初に、このネタを知ったニュースソースを
千葉の県立高校、入学金未納の生徒を入学式に出席させず読売新聞
入学金未納2人、式出さず=「苦渋の選択」と県立高-千葉時事通信
<入学式>入学金未納の2人、出席させず 千葉県立高毎日新聞
入学金未納の2生徒、入学式に出席させず 千葉の高校(asahi.com)

俺はまず、この学校の対応は「当然のこと」だと思いました。
そして、毎日新聞の記事の中にあった

『教育評論家の尾木直樹・法政大教授(臨床教育学)は「極めて機械的、官僚的対応。学校側は2人だけではなく、生徒、保護者に謝罪すべきだ」と話している。


という一文を読んで、この尾木直樹という人に対して驚きというか、個人的な感情ですが怒りに似たようなものを感じました。要はムカついた。と言うことですが。

学校には全く非は無いでしょう、この件に関しては。

そう思う根拠を述べると、まずは

・入学式当日に必要なお金は3月の説明会で伝えている(毎日新聞)
・同校は新入生159人の保護者に対し、3月上旬に郵送した文書と同月中旬に開いた入学説明会で、入学式当日に入学料5650円や教材費など計9万円を持参するよう連絡。
・入学金などを式の当日に納めてもらうことは、合格証書を送付したときに説明書を同封し、3月17日に行われた入学者説明会でも連絡していた。(asahi.com)

と言うことで、事前にきちんと学校側からは連絡済みだったはずとのこと。決して「寝耳に水」の話ではなく、事前に知っていたならば「いきなりな話で用意できない」という事も無いでしょう。しかも、学校側は説明会・郵送の文書と、2段構えで通知しています。ここまでして学校に説明責任を果たしていないとは言えないでしょうね。
しかも、金額そのものが準備できない場合にも対応して

・経済的問題があれば相談するよう話した。(朝日新聞)
・用意できない場合は分納でも可能と説明した。 (読売新聞)
・、「持参するお金は一部でもいい。分納もできるので、経済的な心配があれば事前に相談してほしい」と伝えたという。説明会には2人の保護者も出席していたという。 (asahi.com)

とのこと。
学校側はここまでしていたのだったら、学校側のとった措置は適切だったと言えるでしょう。「機械的、官僚対応?」ふざけるなと言う話ですよ。ここまでしたのに納めないならば、納めない方にこそ非があるじゃないですか。甘えるなという話です。

とは言っても、もちろん生徒(子供)が悪い訳じゃありませんね。生徒自身は被害者でしょう。誰が悪い・・・そりゃ当然、その保護者。親でしょう、この場合。
きちんと説明を受けた、お金が用意できない場合の事まで説明してもらった、そこまでしてもらって、何もしなかったんだもの。「自己責任」とはちょっと違うけど、親としてやらなければならないことをやらず、その結果として子供に辛い思いをさせたという事でしょ?これ。

何か悪い事をしでかした場合、逆にすべき事をしなかった場合。今回は後者だけど、自己の行為についてはきちんとした「けじめ」はつけなきゃならないと思いますし責任はとらなきゃならない、ペナルティは必要だと思います。
「信賞必罰」ってやつですよ。
ただ、今回の場合は、そのとばっちりが子供に行っちゃったわけで、そこが、かわいそうだと言えばかわいそうでしたが、本来、そうならないためにも親はビシっとしてなきゃダメなんじゃないかと思います。

で、やっぱり俺は学校側の対応は正しかったと思います。
その生徒はかわいそうだけど、この親にはこのくらいしないとダメでしょう。甘やかしちゃダメです。人として自分の行為(不作為含む)には責任を持たないと。


賑やかな動きはあったけど、混乱は起きてない

2008-04-05 | 世の中の出来事
朝NHKのニュースを見ていて思ったこと。
そして「報道」に対してムカついたこと。

ガソリンの暫定税率の期限が切れて、全国各地のガソリンスタンドで値下げ競争が激化しているという内容のニュースでした。
それぞれのガソリンスタンドでは、ライバルの他店の動向を見て、値段を下げたり、下げすぎたのを戻してみたり、色々と忙しそうにしている様子を取材していました。
そして、ガソリンが値下げしたとあって、客足がそれまでよりも多くなっている事等を報道していましたが、安くなったのだから買い求める人が増えるのは、まあ当たり前の事だと思います。
そして、価格競争・・・これは、別に暫定税率の関係における、今のガソリンスタンドに限った事じゃなくて、例えば家電量販店等のライバル店同士の価格競争などを見れば、日常茶飯事で行われている事だと思います。
独占禁止法等に掛かる、幾分かの規制はありますが、ライバル店より売り上げを上げたいと思うならば、価格競争を行うことは当たり前の行為と言えると思います。

だから、そういうガソリンスタンド同士の価格競争を、そのまま「こんな感じになってます」って報道するならば、別に特にムカつくことも無かったのですが、今日の朝のニュースは、一通りその様子を報道した後画面が切り替わり、福田首相への向けた質問のシーンになり、こんなやりとりが

NHKリポーター「この混乱についてどう思われますか?」
福田首相「混乱がありましたか?」

・・・そう、俺もまさに「どこに混乱があるんだ?勝手に混乱があったなんて決めつけているんじゃねーよ」と。
すでに述べたとおり、このくらいの価格競争で「混乱」なんて言われたら、家電量販店等の他の業種で日常茶飯事でおこわなれている価格競争はなんだと言うんだ?
それに、安くなってガソリンスタンドが混雑するなら、消費者は喜びこそすれ、「混乱だ」と騒がないでしょう。
実際に質問を受けた消費者も「安くなって嬉しい」ようなことを言っていました。

そして、この質問の最も気に入らない点は

誰も「混乱が起こって大変だ」「大パニックだ」と一言も言っていないのに、最初から混乱があったと決めつけて、そういう前提で話を進めたがっている所

です。

まさにこれこそ情報操作であって、いかにも暫定税率の期限が切れた事が社会に悪影響を与えているような言い方。そこにムカつきました。
無いことを有るように、こうやって自分たちで勝手に事実を作り上げてしまうんですよね。
まあ、今に始まった事じゃないし、NHKに限った事じゃありませんけど、こういうのがあるからマスコミの言うことをイマイチ信じられなくなっちゃうんですよね。
自分たちの報道がどれだけ多大な影響力を持っているのかを、もっと重く受けとめて慎重に事実を報道してもらいたいもんだなあ・・と思いました。

「まず条件を呑む事が対話の条件」というジャイアニズム

2008-03-19 | 世の中の出来事
gooトレンドランキングの第4位に

【チベット大虐殺】 温首相 「ダライが『チベット独立放棄』し、『台湾を不可分の中国領土と認める』なら、対話してもいい」痛いニュース

こんな話題がありました。

元記事はこちら

温総理:ダライとの対話の条件はチベット独立の放棄人民網日文版

3月18日付け(午後6時頃)の記事らしいので、まだ新しい新着記事でですね。
にもかかわらず「痛いニュース」のコメント欄にはもの凄い書き込みがあって、盛り上がっていました(それとも、これも炎上って言う現象の一つなのかな?)。

まあ、確かに「最初に結論ありき」でチベット独立を放棄したら対話に応じるっていうのうは、対話でも何でもないだろ?という気もしますね。「その後に何を対話するんだ?」っていう話ですが・・・

ただ、今回のこのチベットでの騒動、どこまでが真実なんだろうってのが一番気になるところですけどね。
色々なニュースを調べましたが、俺にはこの一連の騒動の、そもそもの切っ掛けがよく分かりません。
俺自身、実際に現地に行ったわけでもないし、ニュースを見て得た情報でしか判断出来ないのもありますが、ニュースを見る限りでも、中国当局側は「ダライラマ14世が騒乱を操っている」と見ているようですし、ダライラマ14世はそれを否定している模様。
「チベット自治区ラサにおいて、現体制に反対し、独立を求めた暴動が起こった」という騒動そのものは事実でも、それを主導し、扇動したのは誰か?とか、暴動まで至る背景等がいまいち良くわかりません。
そもそも、チベット人が本当に先に暴動を起こしたのかどうかも分からないし、中国当局側が先に仕掛けたものであったのかもしれませんし、そうでないかもしれませんし。

と言うわけで、一方的にどちらからを非難・批判できるだけの判断材料が揃ってないので、
「一般市民を巻き込んだ暴動や略奪はいけない」
と言うことだけは確かに言える事だとは思うけど、それ以上の事は言えない状況ですね。


ただ、一連の騒動云々はともかくとして、温首相の今回の

「まず独立放棄して、中国の一部だと言うことを認めろ。対話はその後だ」

という、この「やり方」に焦点を当てて考えてみると、これはちょっとおかしいかな?とは俺も思いました。
既に述べたけど、それは対話でも何でも無いし、一方的に条件を押しつけて、それが呑めないなら対話すら出来ないなんてのは、理不尽にも程があるってもんですね。
しかも、「認めたら対話する用意がある」と言っただけで「何かを約束する」とは一言も言ってないところがまたなんとも・・・。
さらに、「なぜここで台湾が出てくる?」とは、俺も思いました。どさくさに紛れて台湾までも一緒にって魂胆なんでしょうけど・・そんなこと言われても、ダライラマ14世氏も、困ってしまいますよね?(笑)