今日は旧暦の8月15日、つまり「中秋の名月」です。
というので、手持ちの70-300mm望遠レンズでがんばって撮ってみましたが、
私の技術では、恥ずかしながらこれで精一杯です。
でも、
中秋の名月は、必ずしも満月とは限らないんだそうですね。
なるほど今日のお月さまも、
よーく見ると向かって左側がほんの少し陰っていて、
満月ではありません。
今年の満月は明後日27日だそうです。
「お月さまでは、ウサギが餅をついているんだよ」と、幼い頃、たぶん母親から教えられたのだと思います。
それをそのまま鵜呑みにして信じたわけではありませんが、
言われて見るとそんなふうに見えなくもないロマンが、
昔はありましたよね。
ところが、
科学技術がずいぶん進歩した結果、
こうして手持ちの安い望遠レンズででさえ、その地肌をずいぶんはっきり捉えられるようになってしまうと、
そんなおとぎ話はもう、子供にさえ通用しなくなってしまいました。
いまそんな時代になったことが、
人間にとって本当に幸せと言えるのだろうか――などと
例によって「もっともらしげ」に考えながら、
その実、
ついさっきまでデジタルカメラで何枚も何枚もお月さまを撮っていた自分に、
自己矛盾を覚える今夜の私です。
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月の地肌がはっきり見えていても、
なんとなくウサギがぺったんぺったんと、お餅を
ついていそうな、そんなお写真ですよ
中秋の名月とは、すっかり忘れていたので、
uwanosora443さんのブログにお邪魔したおかげで
ちょっと物思いに月を見ることができました
「月々に月見る月は多かれど月見る月はこの月の月」
中秋の名月、ちょっと歪んで見えました!
今夜は本当に雲ひとつない夜空に、お月さまだけが燦然と照っている感じですね。
若い女性が何を物思いながら月を見上げていらっしゃったのか、オジサンとしてはちょっぴり気になります。もちろんナイショですよね、はい。
決して、酔眼でご覧になったから、とは申しません。満月まであと2日あるからでしょうね。
昔より、ロマンがなくなりましたね。
お月見をする時代に戻ってみたいです。